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法務と税務

12/12のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


最近、娘(生後八か月半)が乳離れをしてきたので、私一人でも寝かしつけられることが多くなりました。娘はママっ子なので、妻がいないとどうしようもない時もありますが、こちらが担当できることが増えたのは嬉しいことです。役割分担できることで、お互いのストレスが減っていく気がします。


とは言っても、まだたまに最後の一押しにおっぱいを欲しがるタイミングもあるので、私では力にならない時もあります。妻の頑張りを見ていると、本当に母親って偉大だなーと思います。自分の母親にも優しくしてあげないと、と思ったりもしますが、いざ本人を目の前にすると忘れてしまいます。申し訳ないです。


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法務に税務にてんやわんや =====================


さて、今日はお寺の日曜日らしく、バタバタとした日でした。暇な日曜日よりも忙しい日曜日の方が良いので、有難くお勤めさせていただいております。12時からの法事の途中、地震があって大変驚きました。あまりに大きかったので発声を止めてしまい、お参りの方々と一緒に行く末を見守ってしまいました。幸いすぐ収まったので問題なく再開できましたが、法要中にあれだけ大きな地震に見舞われたのは初めての経験だったので焦りました。


どこかの本に書いてありましたが、地震が来た場合は、まだまだ法要の途中であっても、最後の回向(願以此功徳~)に飛んで、回向だけ読んで終わりにするんだそうです。知ってはいましたがそんな余裕はとてもなく、ただただ黙ってしまいました。まだまだ修行が足りません。


法要が終わった後は、年末調整の最終点検を行いました。金曜日にほぼほぼ終わってはいましたが、まだ提出されていないお寺さんがあったり、提出書類が足りないお寺さんがあったりしたので、『●●足りないので出していただけますか?』とか『ここの数字って合ってますか?』とかいう電話をしたりして作業を進めました。


ちなみに明日の午後に、浅草仏教会の他の部と合同で点検作業を行います。私は税務委員自体が初めてなので、他の部との点検作業がどんな感じになるのか分かりませんが、とりあえずそれまでに出来ることはやろうと思って、今日も作業しました。また、自分で点検作業をしながら、来年はどうしたら作業が楽になるだろうか、と考えていました。


自分のところですらきちんと出来ていないので生意気なのは重々承知ですが、年末調整の意味ややり方をもっと事前に共有すれば、みんな年末調整に対して前向きに取り組んでくれるんじゃないかと思っています。そうなると理解が深まってミスが減り、結果こっちの作業が楽になる、ということを期待しています。みんなでお金の勉強をしたいですね。


あ、そもそもですが、『お寺って非課税なんじゃないの?』『年末調整とかするの?』と思われている方もいらっしゃるかもしれません。仰る通り、お寺は基本的には非課税ですが(収益事業をしていれば別)、個々人に支払われる給与に対しては一般企業と同じように税金(所得税と住民税)がかかってきます。なのでそこに関しては税務署もしっかり目を光らせていて、ちゃんと法人と個人を分けた会計が求められています。


一応、各お寺でそれぞれ法人格を持っているのですが、一般的に想像されるような大きなお寺はほんの一握りですので、大体のお寺さんは自分たちだけで会計も回していたりします。なので、きちんと点検をしてあげる必要があるので、浅草仏教会という組織内で税務委員を作って点検を行っているんですね。私はまだまだ知識が浅いのでダメですが、詳しい方から教えてもらいながら勉強しながら税務委員を務めています。


良いのか悪いのか、私は3部のお寺では一番若い住職ですので、他のお寺さんからは『龍之介育成計画』なるものが立ち上がっているそうです。今のうちに税務の知識を身に着けさせて、3部の税務を任せようということみたいですが、望むところです。勉強して期待に応えたいと思います。


ということで、明日の点検も頑張ります。



南無阿弥陀仏

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