日本にあるのか、光明は
11/8のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
すこーしずつですが、ようやく涼しくなってきました。今週末からは最高気温が20℃を下回りそうで、一気に冬が来るのか、暖冬のままいくのかは分かりませんが、家族ともども体調には気を付けて過ごしていきます。
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日本にあるのか、光明は
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最近、各方面から海外の物価高、日本の物価安についての話を聞きます。日本で暮らしているだけだと感じにくいですが、確実に日本は世界においていかれていて、物価の安さは異常なほどです。
逆に言えば、我々日本人からすれば海外の物価高が異常に感じてしまいます。日本では750円ほどで食べられるビッグマックセットも、国が変われば4,500円ほどするみたいです。4,500円あれば、日本ならまぁまぁなディナーを外食で楽しめます。そりゃ外国人がこぞって日本に来るわけです。
私が15年程前にアメリカに留学していた時は、切り詰めれば1ヶ月60,000円くらいで生活できていました。ちなみに家賃込みです。留学先がド田舎でしたし、当時は円高だったということもありますが（確か１ドル９０円くらいだった）、今では絶対に無理な水準です。
また、今現在お子さんを海外の大学に行かせている方に聞いた話では、生活費だけで1ヶ月350,000円しているそうです。これに学費が乗っかるわけですから、年間の支出がいくらになるのか、怖くて計算できません。
こんなな話ばかりしていると暗い気持ちになってしまいますし、未来に目を移しても決して明るくないというのが悲しいところです。坊主なら、贅沢をしなければいいじゃないか、という清貧な考えを持つべきなのかもしれませんが。
とは言っても、この世界線で未来に向かって歩んでいかなくてはいけません。嘆いたって自民党が下野することは恐らく無いし、税金が下がることも恐らく無いし、社会保険料が下がることも恐らく無いし、子供が急に増えることも恐らくありません。
あるかどうかわからない、一筋の光明に向かっているような感覚でしょうか。そこに光があれば良いのですが、阿弥陀様みたいに。
今日もブログをお読みいただきありがとうございます。この分野に思い巡らすと落ち込むなぁ。
南無阿弥陀仏
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