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付き合ってくれているのはどっちか

4/2のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


めちゃくちゃ久しぶりに、走ってきました。ジムに行き始めてからは(と言ってもちゃんと通えていませんが)走っていなかったので、下手したら1年ぶりくらいかもしれません。流石にここのところ全然運動ができていなくて、会う人会う人に『ふくよかになられました?』と言われるので(言葉のオブラートに感謝します)、危機感が募ってきました。


以前のランニングはダラダラと10kmくらいを走るスタイルでしたが、あれだとあまり痩せないし時間を食うということがわかったので、今回は軽く1kmくらいアップして、その後にダッシュ10本というスタイルを続けていこうと思います。運動時のカロリー消費よりも、その後の日常生活まで続くカロリー消費を狙っています。


バスケも再開したいし、動ける体を目指していきます。


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付き合ってくれているのはどっちか

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今日は夕方に、夕食のテイクアウトを取りに行きがてら、息子と上野公園を散策しました。噴水のあたりを走り回ったり、動物園の入り口から中を覗いてみたりしていると、鳥居が目に入ってきました。上野東照宮とのことで、地元のくせに恥ずかしながら、こんなところにこんなものがあるのをほとんど知りませんでした。薄い記憶で、小学校の時に一回くらい行ったかな?くらいです。


息子を連れて鳥居をくぐってみると、参道には屋台が出ていて多くの人で賑わっていました。当然コロナ禍なので食べ歩きをしているような人はほとんどいませんでしたが、鮎の塩焼きやらお好み焼きやらが売られていて、息子も興味津々でした。思えばコロナ禍になってから屋台の前を歩いていませんし、そうなると息子も生まれて初めて目にする屋台だったのかもしれません。


様々な誘惑に後ろ髪を引かれながらも進んでいくと、東照宮の本殿(?)がありました。お参りのために多くの人が並んでいたので、我々は遠くから見るだけで断念し、来た道を戻りました。その途中で、横道に階段があり、息子がそっちに行きたいというので方向転換。割と長い下り階段でしたが、よいしょよいしょと言いながら頑張って降りていました。保育園では、入谷南公園あたりから隅田川まで歩いたりすると聞いていたのですが、なかなか体力もついてきています。


階段を降りたはいいものの、噴水あたりに自転車を停めていたのでどちらにせよまた登らなくてはいけません。来た道をそのまま戻るのは味気ないかと思い、今度は上り坂を歩いて行きました。落ちている石なんかに興味を奪われながらもなんとか登り切り、噴水の少し手前で抱っこしたものの、ほとんどの道を歩き切りました。頼もしい限りです。


子供と一緒に歩いていると、自分が子供に付き合っているのか、子供が親に付き合ってくれているのかが分からなくなります。お互い楽しんでいるということなのかもしれませんが、親目線で見れば子供の成長を確かめることができるので、とても嬉しい時間です。なので、子供が親に付き合ってくれている、となるでしょうか。


それにしても一緒に歩いていると、大人だと興味を持たないようなところに子供は引き寄せられて行きます。思考能力の違いもあるでしょうが、シンプルに目線の高さが違うということも大きく影響していそうです。なので、高い高いして桜の花なんかを見せると喜んでくれたりします。そんな顔を見るのがまたこっちも嬉しかったりします。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。結局、子供を喜ばせたいだけの親の自己満に付き合ってもらった時間だったのかもしれません。



南無阿弥陀仏

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