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『今』は2度とやってこない

7/17のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


お盆明け、昨日までの雨は何だったんだと思うくらいの気持ちの良い晴天でした。その分暑くなったわけですが、久しぶりなのでそれすらも気持ちよかったりします。


今日は午後に声明の会がありました。月に一度、第3日曜日の午後3時から開催している会で、お経を読んだり、その解説をさせていただいたりしています。無料ですし、どなたでもご参加いただけますので、是非ご興味ございましたらお越しください。8月は21日の開催です。よろしくお願いします!


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『今』は2度とやってこない

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今日は夜にバスケに行ってきました。最近はコンスタントにバスケができていて幸せです。これも妻が子供たちを見てくれているからで、本当に感謝しております。ありがとうございます。


バスケができていることで、少しずつですが段々と動けるようになってきていることを日常生活でも感じます。ふと、法衣を畳むためにしゃがむ時だとか、子供を抱っこする時だとか、体が前よりも簡単に動かせるようになった気がします。やっぱり運動って大事だなと思いながら、コロナによって奪われたこの2年弱を思い出しました。


2020年の年初に、中国で新型のウイルスが発生したらしいというニュースが入ってきました。正直言うとあの頃は、『どうせSARSみたいな対岸の火事でしょ』と思っていましたがそうはならず、あれよあれよと日本にもやってきてやがて世界を飲み込んでしまいました。そういえば、ダイヤモンドプリンセス号の事件とかもありましたね。


コロナ禍に突入した直後は、どうウイルスを恐れて良いのか分からず、とにかく人に会わないように、距離をとってマスクをして、ということを徹底していました。当然バスケなんか出来るわけもなく、ここから運動習慣が遠ざかってしまいました。私みたいなただの運動好きにとってはどうでも良いのですが、旬の時期が短いアスリートの方々は本当にもどかしい気持をされていたことでしょう。


時間が経過するにつれ、ワクチンが開発されたり、弱毒化されたり、また我々自身が対処の仕方を学んだこともあり、徐々に日常生活が取り戻されてきました。とはいっても今更コロナが無くなることは考えにくいので、ここからはどこまで許容するのかと言う話になると思うのですが、海外ではマスクを外して普通に生活している様を見ると、毎日毎日感染者数に憂いている日本を憂いたりしています。


コロナを除いても、この2年間で多くのことが変わりました。父が亡くなったり、子供が成長したり、新たな命を授かったり。悲しいことも大変なこともたくさんあった2年間でしたが、コロナウイルスと一緒に無いことには今更できません。全てのことを人生の糧にしながら進んでいくしかありません。


この2年間の経験で改めて思ったのは、今私が生きているこの時間というのは2度とやってこない、ということです。目の前にあるチャンスは、明日もあるとは限りません。うかうかしてたらすぐに歳をとってしまいます。まだ気力も体力もあって動けるうちに、やるべきことをやらないといけません。


今日もブログをお読みいただきありがとうございました。私が、いま、注力すべきことはなんだろな。



南無阿弥陀仏

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