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デンマークの学生が法善寺を訪問しました。


みなさん、こんにちは!

法善寺副住職の中山龍之介です。

少し前のことになりますが、デンマークの中高生が法善寺を訪問しました。彼らの来日の目的は異国文化を学ぶことで、その一環として当寺にいらっしゃいました。

きっかけとなったのは、今年3月に訪れたインド・ブッダガヤでソーレン・クロマンさんにお会いしたことです。ソーレンさんはデンマークで生まれ、その後日本での滞在なども経験したのち、今は途上国を中心とした青少年教育に努めています(写真では一番左後ろに写っている男の方です)。ブッダガヤでたまたま同じホテルに滞在しており、お話しする機会がありました。そこで、10月にデンマークの子供たちを日本に連れていく予定があるので、お寺に訪問させてもらえないか、とご相談をいただきました。そしてインドから半年以上が過ぎた10月17日に、今回の訪問が実現しました!

最初にお寺の案内をして、日本の仏教や火葬文化などについて簡単に説明をしました。日本のサブカルなどが好きな学生もいましたが、普段見ることは無いであろう日本のお墓に興味津々でした笑。

その後、私からみなさんに『Global and Diversity (国際性と多様性)』という観点から、メッセージ的なプレゼンテーションをさせていただきました!

私の経歴を簡単に説明した後、アメリカ留学、新入社員時代、その後の社会人時代、そして現在にいたるまでの経験から、生意気ながらも上記の題目でお話をしました。今回訪問したデンマークの学生は14~18歳ということで、将来についてとても悩む時期です。そんな子たちに、世界は広くて色んな人がいる、ということだけでも伝えられたらいいなと思い、今回のテーマにしました。(ちなみにこの子たちは、デンマークのネストベズという人口4万人ほどの小さな町から来ています!)

プレゼン後、学生や引率者の先生からたくさんのご質問をいただきました!お寺を継がないという選択肢はなかったんですか?現代日本の一番の問題は何だと思いますか?など、きわどい質問もありましたが笑、興味を示してくれたのがありがたかったです!

その後、本堂に移って三誓偈を読んで、記念撮影をして終了となりました!

正直とても疲れましたが笑、それ以上に良い経験をさせていただきました!改めて、日本という国も見られ方、そしてそんな国で僧侶として働く自分の見られ方を実感しました。より責任感を持って、誰にも恥じることない生き方をしないと、という気持ちにさせられました。また日々、精進し続けます!

余談ですが、本日発刊の『佛教タイムス』という新聞に今回のことが記事として掲載されました!

興味のある方いらっしゃいましたら、新聞はお寺にございますので、是非お声がけください。(国際派って。。。笑)

南無阿弥陀仏

All Photos by Midori S. Inoue

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