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お坊さんの見られ方

  • 執筆者の写真: Nakayama Ryunosuke
    Nakayama Ryunosuke
  • 2019年8月25日
  • 読了時間: 2分

こんにちは。

法善寺副住職の中山龍之介です。

本日は日曜日ですので、朝のお勤めは本山の浅草・東本願寺に行ってきました。八代目蓮如上人の月例命日ということで、いつもより30分早い7時の開始でした。家を出たときはまだ6時台でしたので、とても涼しい気候で夏の終わりを感じました。(やはり昼間は暑かったですが。。。)

土日に本願寺の朝のお勤めに行くと、大体決まったメンバーが参詣しています。畳の上にはおじいさんが二人と、私とは別のお坊さんが一人、畳ではなく椅子に座っているおじいさんが一人、そして私というメンバーです。朝のお勤めが終わった後は、畳の上にいたメンバー4人でミスタードーナツに行くのが習慣です笑

ということで本日も朝のお勤めをして、ミスタードーナツに行ってきました。2人のおじいさんの内1人はスポーツ吹き矢をやっているそうで、よくそのお話をされます。今日も、今度大会があるとか、いつかはメダル取りたいとか、昇級試験のプレッシャーはすごいとか、様々なお話をされていました。スポーツ吹き矢が生きる活力になっているんだな、といつも感心して聞いています。

その方は普段もスポーツ吹き矢をされるときも、キャップ帽を被っています。私自身は特に気に掛けていなかったのですが、ご自身にとってそのキャップはユニフォームのような感覚があるみたいで大事にされています。そして今日、そのキャップのつばに、私のお寺の名前と氏名を書いて欲しい、と言われました。そんなことを頼まれた経験がないので驚きましたが笑、お坊さんの名前が書かれたキャップを被ると勇気づけられる、とのことでした。

残念ながら、浄土真宗のお坊さんにそんな超人的な力はないのですが、一般の方から見ると私なんかでもそんな有難い存在なんでしょうか。もちろん人にもよりますが、そのように見てる人も実際いるわけですね。申し訳ない気持ちにもなりますが、そのように見られているということで、背筋を正して生きていかなくては、という気持ちになりました。

南無阿弥陀仏

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