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蘭亭序の全臨 4回目

4/22のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


緊急事態宣言の発出が決まったみたいです。4月25日(日)~5月11日(火)までという限定的なものだそうですが、もしかしたらまた延びるかもしれません。せめてゴールデンウィークだけで、何とか抑え込みたいところです。


期間中の声明学園ですが、直接の指導をご希望の方にはお越しいただき、リモートをご希望の方にZoomで授業を受けていただく、ハイブリッドで進めていこうと思っています。もちろん感染対策はバッチリしております。検温、手指消毒、ソーシャルディスタンス、先生や生徒の方々には本当にご協力いただいております。恐れ入りますが、引き続きの徹底をよろしくお願いいたします。

(関係各位には、改めてご連絡差し上げます)



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蘭亭序の全臨 4回目

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さて本日、4回目の蘭亭序の全臨をしました。お昼ご飯直後から始め、声明学園の直前までかかりました。もちろんヒザを中心に下半身がしんどいですが、段々とリズムが掴めてきた感じがします。今日の所要時間は5時間ちょいでしたが、いつもよりしんどくならず、集中力を継続しながら終えることが出来ました。

結果から言うと、今まででは一番の出来だったと思います。分からない字もほとんど無くなってきましたし、何となくの字の順番も分かってきました。おそらく今回も、誤字脱字はないはずです。


スペース的にも、もう少し手前で終えることが出来れば最高だったかもしれませんが、今まででは一番丁度良いところで終えられたと思います。落款が入り、その下に雅印を押せるスペースも残っています。ちなみに6行目くらいまでは、前々回(最終行の4分の3くらいで本文が書き終えたとき)よりも5文字くらい詰めて書けていたので、このペースで行けば最終行の半分くらいで終えられるかと思っていましたが、気が付いたら段々と追い込まれてしまい、結局最終行の5分の3くらいで本文を書き終えました。パーセントに直すと75%から60%なので進歩していますが、出来れば50%にしたいところです。


また理想を言えば、字の大小や線の太細にも結構ばらつきがあります。もちろん原文でも個々の字によって違いはありますが、大体似たようなサイズで書かれているものでも、私の臨書ではばらつきが出てしまっているので、そこは宜しくないところです。機械じゃないのでどこまで正確に出来るか、という問題はありますが、もうちょっと詰められるかもしれません。


ただ、まだ先生にお見せしていないので分かりませんが、とりあえず提出出来るレベルには持って行けた気がします。ここからどこまで詰めていくのか、という話になりそうです。


世の中には『2:8の法則』という言葉があります。様々な場面で適用されますが、ざっくり言えば80点取るには20の努力で、残りの20点取るには80の努力がいる、という意味です。


今回の臨書が80点だとすると(そもそもそんな高くありませんが)、これまでの努力は20ということになります。そして、ここから次の20点を取りに行くのに必要な努力が80ということです。書道に100点はありませんし、これまでの努力を振り返るとその先を考えるのが恐ろしいですが、まだまだ努力できる余地があるという事です。今回の反省を生かしつつ、また書いてみようと思います。


ちなみに最近、こういった作業時にはNetflixで『すべらない話』を聞いています。ほぼ耳だけで完結する番組ですので、重宝しています。Clubhouseが流行る(もう終わった?)理由も分かる気がします。


それでは、これよりサーキットトレーニングします。今月7回目、足の痛みに負けずに頑張ります。



南無阿弥陀仏

 

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