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漢音阿弥陀経と行道散華

12/17のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


気が付けば12月も半分が過ぎました。寒さに加え、今日は雨まで降る始末で、凍えながら家に帰ってきました。こういう時に限って、せっかく買った手袋を忘れているので、自分のダメさ加減にガッカリしてしまいます。


サプリを飲むようになってから調子がいいのですが、油断せずに、風邪引かないように、引き続き注意して過ごしていきます。皆さんも、どうぞご自愛くださいませ。


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漢音阿弥陀経と行道散華

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さて、もう一昨日の話題になってしまいますが、木曜日の声明学園の授業について触れていきます。当日は餅つきのご案内を、翌日(昨日)は書道のことを書いてしまいましたので、このタイミングとなったことをご容赦ください。


声明学園の研修科では、前週に引き続き漢音阿弥陀経の勉強をさせていただきました。法善寺のような末寺では正直あまり使う機会がないものではあるのですが、本堂完成の落慶法要、住職の継職法要など、お祝い事の際に、行道散華をするときに読まれるのが漢音阿弥陀経です。ちなみに法善寺でも、建替えが終わった時の落慶法要では、漢音阿弥陀経で行道散華をする予定です。


授業の中でも、漢音阿弥陀経自体の話だけでなく、行道散華のことについて話が広がっていきました。どのタイミングで行道散華を開始するのか、どういう手順で進められるのか、どこで終わるのか、みたいな話を伺うことができました。滅多にあることではない分、キッチリと決めたい行道散華ですので、細かいところまで色々と質問してしまいました。


ちなみに、今年の5月にあった、私の住職襲職式では、行道散華ではなく起立散華(きりゅうさんげ)を行いました。書いて字の如く、歩かずにその場で散華をする方法です。どっちが重いとかどっちが軽いとかは分かりませんが、建替えの落慶法要で行道散華をすることを見越して、今回は起立散華にしましょう、という感じです。違いを見せられるので、やって良かったと思います。


声明学園の今年の授業も、残すところ来週だけとなりました。年末年始にあたる、12月29日と1月5日はお休みとなります。来年も引き続き研鑽に努めようと思います。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。声明の勉強に終わりはない。



南無阿弥陀仏

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