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春のお彼岸と御朱印の言葉

3/16のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は午後のスキマ時間を縫って、書道の課題提出に行ってきました。お彼岸前日だったのでなにかトラブルがあったら提出できないかも?と思っていたので、無事に事が進んで良かったです。


同人店の作品づくりもしながらの提出だったので、あまり注力はせず、特に半切の3枚は一発書きで提出となりました。改めて見返すと色々と反省点が見えてきますが、まあこれはこれでという形で前に進んでいきます。


来月は今同人展で使っている超長鋒という長い筆を使って作品制作をしてみようかなと思っています。今から楽しみです。


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春のお彼岸と御朱印の言葉

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さて、そんな今日はお彼岸前日でした。ご門徒さんの年回法要も入っていましたので、午後から本堂の荘厳をお彼岸仕様にしたりと、準備に時間を割きました。


恒例となったお彼岸での御朱印ですが、今回は『智慧光』と書かせて頂きました。阿弥陀仏を表す12光の1つですが、これにて全てコンプリートとなりました。別にスタンプラリーでもなんでもないですが、地道に続けてきた道程が見えて嬉しいです。


今回の御朱印は、春らしいカラフルなデザインになりました。文字は私が、背景は姉が担当という形で毎回やっとりますが、今回は背景がかなり派手だったので印は法善寺印一つとなりました。


仏教では、智慧と知恵は区別されて使われます。知恵は我々人間の知識だったり学問のことを指し、智慧は仏様側のものです。仏様の智慧は私達に働きかけてきて、我々人間の愚かさを明らかにします。智慧光というのは、まさにそんな働きを持った光であるということを表しています。


人間の知恵など、仏様の智慧に比べたら足元にも及びません。そんな知恵を競っては人間の中で優劣を作り出していますが、仏様から見たら五十歩百歩な訳ですね。


いくら自分が賢くても、いくら自分がたくさんの学問を修めていても、いくら様々な事に気が付く頭を持っていても、仏様から見たら、大したことありません。そんな視点を持っておくと、自ずと謙虚に日々を生きていけるのではないでしょうか。


智慧光に照らされながら、自分と向き合う日々を歩んでいただければ。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。では、明日から頑張るぞい。



南無阿弥陀仏

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