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明日は帰敬式

11/4のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


自坊での報恩講から一夜明け、何だか少し肩の荷が降りたような気持ちで朝を迎えられました。もちろんここから年末までだってやることたくさんありますが、とりあえずほっと一息、という感じでしょうか。こういうタイミングで毎回言っている気がしますが、気が抜けて風邪を引かないようにだけ気をつけていきます。


妻曰く、11月下旬あたりからインフルエンザが来るだろうとのことですので(情報源不明)、来週のどこかで予防接種を受けてこようかなと思います。腕腫れるので嫌なんですが、プロ根性ということで頑張ります。


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明日は帰敬式

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そんな今日でしたが、明日の帰敬式の準備をしておりました。帰敬式とは、キリスト教で言うと洗礼のようなもので、『仏』『法』『僧』の三宝に帰依し、宗祖親鸞聖人が明らかにされた教えに自らの人生を問いたずね、真宗門徒として新たな人生を歩み出すことを誓う儀式です。


帰敬式は『おかみそり』とも呼ばれていますが、頭を剃る真似をする『剃刀の儀』を行い、法名(他宗で言う戒名のようなもの)を授与いたします。ということで、今日は受式者の方の法名を考え、それ用の紙に筆で書きました。


今日書いたものを見ていても、もっと綺麗な字で書きたいなと思ったのですが、昨年か一昨年に書いたものが出てきたので見たところ、本当に申し訳ないくらいの字でした。その当時としては一生懸命書いたはずなので仕方ないといえばそれまでなのですが、当時の受式者の方々に謝って交換したいくらいの気持ちになりました。逆に言えば、日々の書道ではなかなか上達を実感できずにいたりしますが、長い時間を掛けて比較することで、やっぱり上手くなってるんだなと安心することができました。


ちなみに法善寺では、5月と11月の年に2回、帰敬式を開催しております。自坊でこうやって定期的に帰敬式をするようになって3年ほど経ちますが、年々認知度は上がってきている印象です。法名授与というと亡くなる時を想像する方が多いと思いますが、本来は生前に頂くのがベストですので、その辺りの認知も広めていきたいところです。帰敬式を機に、お寺との縁がさらに深くなってくだされば、何よりでございます。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。ということで、令和4年もまだまだ引き続き頑張っていきます。



南無阿弥陀仏

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