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令和5年 報恩講厳修

11/3のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


子どもたちの寝かしつけのおかげでこんな時間になってしまいましたが(現在午前3:30)、なんとかブログを更新できそうです。今日ばっかりはさすがにサボることはしたくなかったので、頑張れてる自分を褒めてあげたいところです。


ということで今日は自坊での報恩講でございました。当日の流れをざっくりとご報告させて頂きます。


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令和5年 報恩講厳修

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本堂などの準備は前日までに終えていましたが、当日の朝には五色幕をかけたり、門前に仏旗を出したりという作業が残っています。ここらへんも前日にしてしまえばよいのかも知れないのですが、何となく雨が心配だったりして、いつも当日の朝にやっています。


この内一番大変なのが五色幕を張る作業なのですが、特に今日は気温が高いこともあって汗をかきながらの作業となりました。11月に夏日を観測するのは史上初だそうですが、天気が良すぎるのも考えものですね。


こちらの受け入れ体制が整い、11時からの法話に向けて、10時辺りからご門徒さんがお越しになられていました。私はこの辺りから本堂裏にスタンバイして、法話と法要に向けての最後の準備をしていました。


そして11時になり、法話を始めました。今回は『煩悩』をテーマに話をさせていただいたのですが、思い返せば自坊でこのように話をさせていただくのは3回目となります。


これまでは、東本願寺の婦人会法話で披露した話を自坊用に編集し直して話をしていたのですが、今回はこの報恩講で初めて披露するお話となりました。そんな裏事情が影響したのか、今回はあえて準備の仕方というか話の構成の仕方を今までとは少し変えてみました。


ただ個人的には、今回の手法はあまり上手くいかなかった印象です。小さいながらも新しいことを試したので、そりゃ上手く行かないこともありますが、聴きにいらしてくださった方々には少し申し訳ない気持ちです。次回までにきっちりと修正させて頂きます。


そして12時から法要がスタートしました。浄土真宗寺院において、報恩講は最も大切な年間行事ですので、当然ながら法要も重くなります。親戚や近所のお寺さんにもお手伝いしていただきながら、厳かなお勤めを厳修できたかなと思います。誠にありがとうございます。


みんなでの法要が終わったあとには、私一人で出直して御俗姓御文の拝読をします。御俗姓を読むと、9歳で得度したすぐ後の報恩講のことが思い出されます。何もわからない中で、祖父と父に読み方を教えられ、初めてご門徒の方々の前で披露したという記憶です。息子が9歳になるのは5年後ですが、今から楽しみです。


報恩講はここまででしたが、私と総代の方々は、お昼休憩を挟んで総代会を開催いたしました。バスツアーの報告、建替え計画の進捗、新年会のご相談など、様々な事柄をお話させていただきました。


法話から始まり、ここまで来て、気が付けば喋りっぱなしの1日になりました。しかも、何気ない発声ではなく、意識した発声を長時間続けましたので、結構疲れてしまったみたいです。


ただ、報恩講が終わったとは言え、明日からまた日常の法務がスタートします。油断して体調崩している暇なんてありませんので、引き続き気を引き締めてやっていきます。


改めまして、本日お参りにいらした方々、法話を聞いてくださった方々、ありがとうございました。皆様にとって良い仏縁を作り出せたなら何よりでございます。またお寺の行事にどうぞお越しくださいませ。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。少しホッとしました。



南無阿弥陀仏

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