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コロナをご縁として

こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。


9月26日に開催する『宗教を知ろう』に向けて、着々と準備を進めています。


今日は当日のスライド作りをしました。今年のテーマは『死生観』と『性差』で、キリスト教・イスラム教・仏教、三者三様で面白いなーと思いながら作業しました。何度も言いますが、企画側の私が一番勉強になっています。本当に面白いです。


一旦まとめた資料はパネリストの方々と共有して、また細かい打ち合わせをしていく予定です。タイムテーブルも作らないとなーと、今書きながら思いました。


また、動画配信用のマイクも届きました。カメラに外付けするやつで少し使って見たのですが、まだ効果がいまいちわかりません。時間あるときにちゃんとテストしようと思います。


↓↓『宗教を知ろう』詳細・お申込み↓↓

 

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今後の行事予定

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さてさて、昨日『家庭通信』を全門徒さんにお送りしました。その中で今後の行事予定についても触れていましたので、ブログでも共有しておこうと思います。


●秋季彼岸会●

まず秋のお彼岸ですが、9月19日~25日で通常通り行います。ただし合同での法要はせずに、私だけで読経させていただきます。本堂の正面扉は常時開放しておきますので、タイミングが合いましたらお参りください。


本来でしたら、門徒さんには出来るだけお寺にいていただいて、たくさんお話をしたいところではありますが、このような時期ですので、出来るだけ人の流れが滞らないようにしていきます。


●バスツアー●

今年のバスツアーは、中止とさせていただきました。お申込みいただいた方々、本当に申し訳ございません。


中止の理由は2つあります。1つはお察しの通り、新型コロナウイルスの影響です。対策はするつもりでしたが、バスという狭い空間に長時間一緒にいるのはやはり怖いところがあります。そして2つ目は、こういった不安を多くの方がお抱えになっており、申込み人数が奮わなかったことです。どちらも致し方ありません。


企画内容は来年にスライドして実施しようと思っていますので、引き続きお楽しみにしてくださると嬉しいです。


●報恩講●

11月の報恩講ですが、合同での法要は中止とし、5月の永代経と同じように動画配信をさせて頂きます。11月3日の午前11時に配信しようと思いますので是非ご覧くださいませ。


報恩講は(実は)浄土真宗では年間で最も大きな行事です。その分、正信偈の読み方も重くなりますので、お楽しみに。私も気合入れて頑張ります。練習もします。

 

今年の主な行事は、このように例年とは様相を変えての実施となります。ご迷惑をおかけしますが、ご協力よろしくお願いいたします。

 

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コロナをご縁として

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日本では3月ごろから騒がれている新型コロナウイルスですが、いまだに収束が見えない中にいます。ただ対策方法は結構見えてきていて(3密を避ける、マスクする、手洗う、とか)、多くの方々が実施しています。


しかし、(主にマスコミによる)コロナ騒ぎは留まることを知らず、人の心に大きな不安を作り出していきます。『出来る限りの対策はしてるけど、それでも気にしてる素振りをしなきゃ周りから白い目で見られる』みたいな訳の分からない状況も作り出していて、そのせいで飲食店や観光業などが大打撃を受けています。


つくづく、人の心は不安定なんだなと突き付けられた気がします。ちょっとしたきっかけ(御縁)で白にも黒にもなります。


今回のコロナが、ほとんどの方にとってご縁になっているのは間違いありません。ただ、それを良い方に変換できるかどうかは受け手である私たち次第です。私としては、生き方を見つめ直し、死というものを改めて感じるご縁になっています。


そういえば祖父は、自身が肺がんになった後に『肺がんをご縁として』という本を書いていました。大病であったのは間違いないのですが、それをご縁として生き方を見つめ直していて、結果そこから20年以上生きました。


これをお手本に出来るように、コロナをきっかけにもう一歩成長できればいいですね。

 

 

南無阿弥陀仏

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