秋のお彼岸始まります!
みなさん、こんにちは!法善寺副住職の中山龍之介です。
明日から1週間、秋のお彼岸が始まります。
9/23(日)の秋分の日をお中日(おちゅうにち)とした1週間をお彼岸と呼び、9/20(木)が初日、9/26(水)が最終日となります。
ちなみに秋分の日、9/23は私の31回目の誕生日です!!(パチパチパチ)
気付けばもう31歳。高校生で部活を頑張っていた頃が昨日の様に思い出されますが、あれから15年くらい経つんですね。時の流れの速さに驚きますが・・・
話を戻します(笑)
ご存知の方も多いかと思いますが、簡単にお彼岸の説明をさせていただきます!
『彼岸(ひがん)』とは、あの世という意味です。反対に『此岸(しがん)』という言葉がありますが、これは私たちが現在生きている娑婆世界のことを指します。
お彼岸は春分の日と秋分の日に行なわれますが、この2日間は太陽が真東から上り真西に沈んでいきます。昔の人は、真西に沈んでいく太陽を見て、西方にある極楽浄土を思い浮かべたことから、お彼岸という行事が始まったと言われています。
また、この2日間は昼と夜の長さが一緒になります。『暑さ寒さも彼岸まで』と言われる通り、暑くもなく寒くもなく、程よい気候であることが多いです。
仏教では『中道』という言葉がよく使われますが、これは文字通り真ん中の道、偏りの無い考え方のことを言います。昼にも夜にも偏りなく、また暑さにも寒さにも偏りのないお彼岸は、正に中道を表すのにピッタリの日で、仏事にはうってつけ!という理由もあるみたいです。
ではお彼岸には何をするのか。それはやはり、お墓参りですね。前述の通り、お彼岸は暑くも寒くもなく出かけやすい気候が多いので、是非お寺にお越しになってご先祖様にご挨拶し、感謝の気持ちを表してください。
また法善寺では、初日(9/20)・お中日(9/23)・最終日(9/26)の3日間、午前11時からお勤めをしております。皆様にとって仏法をいただくご縁となれればと思っておりますので、こちらにも是非ご参加ください!
それでは、お彼岸中みなさまにお会いできるのを楽しみにしています。ついでに私の誕生日を祝っていただけると嬉しいです(笑)
南無阿弥陀仏
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