夏季浄土真宗大学講座を終えて


みなさん、こんにちは!

法善寺副住職の中山龍之介です。

7月27日~7月30日の4日間、本山である東本願寺(西浅草)で『夏季浄土真宗大学講座』という泊まり込みの合宿に行ってきました!これはお盆の回でもご紹介しましたが、昔の安居(あんご)をモデルにしたような合宿です(ちょうど台風も直撃しました)。

一日の流れは、ざっくりと下記の通り。

起床

掃除(境内の掃き掃除や、本堂の雑巾がけ)

晨朝法要(朝のおつとめ)

朝食(おにぎり1個、サンドイッチ1パック)

午前の講義(ご法主台下のお話や、越後での浄土真宗の広まりについて、など)

昼食(蕎麦屋の出前)

午後の講義(お荘厳や、菩薩の道について、など)

夕食(お弁当)

座談会(お墓は必要か、これからのお寺のあり方について、など)

就寝

とても健康的な生活、いわゆる皆さんが想像する『お坊さんの生活』だったのではないでしょうか(笑)。合宿の内容全てを振り返っていると、とてつもない長さになってしまいますので、一つピックアップさせていただいて、お話しさせていただきます。

最終日はお昼までだったのですが、午前中に早島大英さんという浄土真宗本願寺派・宣正寺住職の方のお話を聞くことが出来ました。テーマは、『宗祖・親鸞聖人とその師匠・法然上人との出会いについて』でした。

法然上人というお方はご存知の通り、浄土宗の開祖の方です。この法然上人は、『阿弥陀仏の本願に基づく念仏往生の教え』を説き、大衆の中に念仏の教えを広めました。親鸞聖人は、比叡山での修行に臨みながらも行き詰まり、そこで法然上人の教えに出会いました。以降は師と仰ぎ、親鸞聖人のお言葉をまとめた歎異抄(たんにしょう)の中でも、法然上人のことを『よきひと』と綴られています。

その歎異抄の中での1節がとても印象的でしたので、ご紹介します。それは、親鸞聖人が法然上人の教えの有難さについて説いた箇所です。

  たとひ法然上人に賺(すか)されまゐらせて、

  念仏して地獄に墮ちたりとも、さらに後悔すべからず候。

  その故は、自餘の行も勵(はげ)みて佛になるべかりける身が、

  念佛を申して地獄に墮ちて候(そうら)はばこそ、

  「賺されたてまつりて」という後悔も候はめ。

  いづれの行も及び難き身なれば、とても地獄は一定すみかぞかし。

  (真宗聖典 P.666)

現代語訳しますと、、、

たとえ法然上人にだまされて、念佛を称えたことによって

  地獄に堕ちたとしても、私は決して後悔はしません。

  その理由は他の行を励むことによって仏となるはずであった身が、

  念仏を称えたがために地獄に堕ちることになったというのであれば、

  だまされてしまったという後悔も起こるでしょう。

  どんな修行によってもおよばない身でありますから、

  結局は、地獄こそが私の定められた住み家に他ならないのです。

ここから、親鸞聖人がどれほど法然上人の教えを大切にしていたか、そしてそれを信じる自分はいかに凡夫であるかが読み取れます。

私はこの一節から、『どうせ地獄に行くような我が身なんだから、阿弥陀仏を信じ念仏を称えよう』という気持ちになりました。少し、信心レベルがアップした気がします(笑)

4日間の合宿、他にも様々ありましたが長くなりますので、この辺りで切り上げさせていただきます。

今日から8月、暑い日がまだまだ続きますが、皆様ご自愛くださいませ。

南無阿弥陀仏

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