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新盆・盂蘭盆


こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。

 

本日は、東本願寺学院で1学年上の方のご親戚のお寺を尋ねに、埼玉県は熊谷まで行ってきました。『熊谷=暑い』というイメージがあったので構えていたのですが、それほど暑くなく、むしろ緑が多くて気持ちの良い気候でした。

 

様々な取り組みをされているお寺だそうで、貴重なお話をお聞きすることが出来ました。ありがとうございました。

 

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明日から新盆会

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夕方頃、熊谷から法善寺に戻り、明日から始まる新盆会の準備をしました。大部分は妻と母が済ませてくれていたのですが、写真にもある『切子灯篭』の飾り付けは私しか分からなかったので、そこだけは担当させていただきました。とは言っても実は、私もあまり分からなかったので入院している住職(父)にビデオ通話をして詳細を聞き、無事に設置することが出来ました。はい。

 

例年ですと、法善寺の新盆会は1日(7月第2日曜日)に2回法要を実施する形で行ってきました。ただそうしてしまうと大人数が本堂で密集してしまいますので、今年は3日間(7月4日・11日・12日)に分けて、時間は10時~13時までの1時間単位で、ご自由にお選びいただけるスタイルにしました。さらにもちろん換気もしますので、『密集・密閉・密着』の3密を回避することが出来ます(#改めて3密を紐解くヤツ)

 

僧侶は私一人ですので結構大変かもしれませんが、32歳の体と喉に鞭打って頑張らせていただきます。ですので、もし声が裏返ったりしても優しい目で見守っていただけると幸いです。

 

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新盆会のあとは盂蘭盆会

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先日せこせこと制作していた『法善寺バスツアー』のチラシ兼申込書ですが、本日プリントパックから届きました。無事に、明日からの新盆会でもお配りすることが出来ます。もちろん、HPからでもお申込みいただけますので、是非是非ご覧くださいませ。

 

↓↓『法善寺バスツアー』のご案内↓↓

 

新盆会の後には、『盂蘭盆会(うらぼんえ)』があります。いわゆるお盆で、東京は7月に行います。元々、盂蘭盆会は『安居(あんご)』という夏の修行合宿の最終日である7月15日に行うものでした。しかし農業の収穫時期に重なるとか、旧暦から新暦に切り替わるとか、理由は諸説ありますが、今では一般的には8月がお盆とされています。

 

2年前くらいですかね、『山の日』なる祝日も出来て、ますます『お盆=8月』という流れになっていそうです。ただ正直言うと、どちらが正しいというのも無く、お盆をご縁にお墓参りにいらっしゃり、それをご縁として仏法を頂く、というのがお寺としては有難いことです。実際法善寺でも、8月のお盆時期にお墓参りにいらっしゃる方もたくさんいらっしゃいます。どちらにせよ法善寺としては、精一杯おもてなしさせていただきます。

 

ただし、ここ2年くらい7月のお盆に実施していたかき氷は、今年はお休みしようと思います。小さなお子さんだけでなく、意外とご高齢の方々からも好評をいただいていたのですが、このようなご時世ですので自粛という判断をいたしました。私自身も大変楽しみにしていたので、とても残念です。

 

ちなみに一昨年、昨年とかき氷を提供してくれたのは、私の大学時代の友人で、お願いしたら快く手伝ってくれました。めちゃくちゃ賢くて出世もしている男ですが、『オーバースペックな男にかき氷を削らせる』という、私個人の裏テーマを楽しめなくなるのも残念です。

 

法善寺の盂蘭盆会は7月13日(月)~16日(木)で、この期間は毎日午前11時から勤行を行います。春のお彼岸時と同様に、本堂正面の扉を開放しておきますので、是非お参りください。

 

それでは、高温多湿な日々が続きますが、お体にお気を付けてお過ごしください。お盆で皆様にお会いできることを楽しみにしております。

 

 

南無阿弥陀仏

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