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帰敬式の準備完了

こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。


今日は夕方から姉がお寺に合流し、父に関するあれやこれやをやっておりました。もちろん初めての作業ですので誰一人慣れない中、姉がリーダーシップを発揮して引っ張ってくれています。こういう時はあのガツガツさに助けられます。


そんなこんなをやっておりましたらこんな時間(23時21分)になってしまいました。早寝早起き生活の私にとっては結構辛い時間です。正直休もうか悩みましたが、もうたっぷり休みましたので、怠けずにブログを書いています。

 

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帰敬式の準備

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さて、昨日のブログにも書きましたが、明日から帰敬式が始まります。式執行を一人で全てやるのは厳しいので、親戚の若手僧侶に手伝ってもらうのですが、今日はその打ち合わせとリハーサルを行いました。


打ち合わせに先立ち、まずはガイドブックの確認をしました。昨年のものをベースにしていますが、少しマイナーチェンジしようと最後に手を加えたのが1ヶ月以上前、久しぶりにデータを開くと『ここはもっとスペース開けよう』とか『フォントはこっちの方が良いな』とか思い付いてしまい、確認のつもりがガッツリ修正になってしまいました。特にフォントの変更は様々なところに影響しますので、まあまあな工事になりました。ただその甲斐あって、より納得するものに仕上げることが出来ました。


併せて受式者の名簿も作り、準備万端で打ち合わせに臨みました。ガイドブックを手渡し、昨年の模様を動画で見ながら『ここはこういう感じで』と偉そうに指示を出させていただきました。私の性格的に、結構細かい部分まで要求したのですが、素直で飲み込みも早いので、サクサクと打ち合わせを進めることが出来ました。助かります。


動画でおさらいした後、本堂に移ってリハーサルをしました。はっきり言って、式中に話しているのはほとんど司会者つまりは若手僧侶です。20分超の式中、ずっと大きな声を出さなければいけませんので、喉の負担は結構あります。昨年は私が務めた役割ですので大変さは分かりますし、今年は1日に数枠あるので更に大変です。乾燥してきている季節ですので、喉を潤すためのお水は用意してあげようと思います。だから頑張ってください(としか言えない。ごめん、ありがとう)。


そんな中でのリハーサルでしたが、出来としては上々だったと思います。読み方などに若干修正点はありますが、明日の本番は大丈夫なはずです。私も法話がありますので、ちゃんと考えて臨みます。若手に色々言っている分、『お前はどうなんだ』というプレッシャーもありますが頑張るのみです。


これにて帰敬式の準備は完了です。父の葬儀などがあって取り掛かるのが遅くなってしまいましたが、法名書きから始まった準備も何とか終えられました。


ちなみに今回法名を書くにあたり、小筆を新調しました。今まで使っていたものがあったのですが、筆先が2つに割れてしまったり、もっとひどいと3つに割れてしまうために、新しいものにしました。書道の先生曰く、小筆は消耗品とのことですので、これからは使い倒す気持ちで使っていこうと思います。新調したおかげで、すいすいと書き進められましたので、しばらくはこの新しい相棒と付き合っていきます。


曜日感覚も日付感覚(?)も無くなってきた今日この頃、気付けば土曜日ですし、気付けば10月最終日です。あと数分で11月が始まりますし、あと2ヶ月で令和2年が終わります。あっという間なくせに、色々ありすぎる年です。皆さんもそうだと思いますが、私は特に絶対に忘れられない年になりました。もちろん悪い意味で。


ここから少しでも良い方向に持っていけるよう、あと2ヶ月で足掻いてみようと思います。みなさんも、体調には気を付けながら頑張っていきましょう。

 

 

南無阿弥陀仏

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