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大学の卒業生を見かけて思ったこと

3/24のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は長女の誕生日会がありました。厳密には誕生日はまだ来てませんが、もうすぐで3歳になります。体感ではずっと2歳だったので(多分3年くらい)、ようやく3歳になるのかと感慨深い思いでいます。


誕生日会自体は、私はお仕事の都合で出たり入ったりでしたが少しでも立ち会えてよかったです。3歳になった瞬間に何が変わるとも思ってませんが、引き続き日々の成長を見守っていきたいと思います。


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大学の卒業生を見かけて思ったこと

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今日は仕事で車に乗ることがあったのですが、春日通り沿いの中央大学付近で、着物やスーツを着た若者を沢山見かけました。あぁ、今日が卒業式だったのかぁと思いながらその様子を見つめていましたが、皆さん良い顔をされていたような気がします。


恐らく、今日いた人の多くは、あと一週間もすれば新社会人になっていくんじゃないでしょうか。ある人は希望を抱き、またある人は不安を抱きながら、新しい一歩を踏み出すのでしょうが、初々しくて勝手にこっちがドキドキしてきました。


自分にもあんな時期があったなぁと思いながらも、ざっとここまでの歩みを振り返ってみると、色んな事がありました。


大学から社会人になるときは、まだすぐ横に人がたくさんいて、どうしても人と比べてしまいます。あいつの方が良い会社に入ったとか、あいつは年収が高いけど激務らしいぞとか、そんなことで他の人と比べては優越感に浸ったり、劣等感に苛まれたりします。


ただそんなのも最初だけで、数年経てばみんな自分のことでいっぱいいっぱいになり、他人と比べてる暇なんかなくなってきます。結婚したり子供が出来たりしたら尚更で、あっという間に過ぎる時間と戦いながら、日々を過ごしています。


そして、そんなこんなで振り返ってみると、いつの間にかそれなりの道を歩んでいることに気が付きます。その頃には、他人と比べてたあの頃を懐かしむようになり、自分には自分なりの幸せがあることに気が付いていくんじゃないでしょうか。


新卒で入る会社はもちろん大事ですが、それだってたかだか一つの御縁に過ぎません。今は終身雇用文化も無くなってきて、転職するのが当たり前の時代です。世の中には沢山の数の会社があり、また会社に属さず働く道も沢山あります。


だから新卒の人たちには、あまり重く考えずに、新入社員という時を楽しんでもらいたいなぁと思ったり。とは言え、一つ一つを頑張らないと明るい未来がやってこないのは間違いなさそうなので、頑張って欲しかったり。


そんなお節介事を考えながら、自分自身に照らし合わせて、また明日から頑張ろうと思います。明るい未来を迎えに行くために。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。勝手にエールを送ってしまいました。歳をとったせいですね。



南無阿弥陀仏

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