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法善寺にて、姉企画の味噌づくり

4/14のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


長らくストライダー(ペダルのない自転車。地面を蹴って進む)を愛用していた息子ですが、見事今日自転車に乗れるようになりました。ストライダーは乗りこなしていたので、あとは『ペダルを漕いだら進む感覚』を身につけたら良いなと思っていたのですが、急にできるようになりました。


従姉妹や、よく会う友人の子供が自転車に乗れるようになった事が最後の刺激になったみたいです。どんどん出来ることが増えていって、頼もしい限りです。


ちなみに、急にお箸でご飯を食べるようにもなりました。トレーニング用のお箸を挟むのかと思っていましたが、飛び級で乗り越えていきました。なにかやる時のハードルを、大人が高く見積もり過ぎてしまうことが多々ありますので、これからはどんどんやらせてみよう、と反省です。


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法善寺にて、姉企画の味噌づくり==============================


さて、今日はお寺で味噌づくりのワークショップがありました。姉が企画したもので、参加者は姉と同じ会社の方だったり友人だったり。お寺として何かしたことはほとんどなく、場所を提供した形です。


私は子守役だったのでワークショップにガッツリ参加したわけではないのですが、一番下の娘を抱っこしながら見学していました。ちなみに味噌づくりは、私も妻も初めての経験でした。


やってみると意外と工程はシンプルです。


①煮た豆を潰してペースト状にする

②塩切り麹(麹に塩を混ぜ合わせたもの)をよく混ぜる

③前工程までで作った二つの材料を混ぜ合わせる

④容器に移して上から酒粕で蓋をする(出来る限り味噌が空気に触れないようにする)


こんな感じですが、一つ一つの工程に結構な時間と労力がかかります。ミキサーとか使えばいいのかもしれませんが、直接手で触れてやることに意味があるそうです。というのも、作った味噌を食べるであろう人の手でかき混ぜるのが、一番美味しく出来上がるから、とのことです。


これは、手に付着している菌が味噌に入り込むことで、味噌の味に変化を及ぼすだからだそうです。自分が食べる味噌は、自分で作るのが一番。これが『手前味噌』の語源だそうな。


ということで、妻が作ってた味噌の中に、妻以外の家族全員も一応軽く手を突っ込んで、菌を移しておきました。子どもたちは特に多くの菌を常在させているみたいなので、味がぜんぜん変わってくるそうです。


ちなみに、出来上がりは10ヶ月後です。結構先だなと思いますが、昔の人はこうやって味噌を作っていたわけです。コンビニやスーパーに行けばパッと買えるようになった現代の凄さを、改めて知りました。


唯一無二の我が家の味噌、出来上がりが楽しみです。そして、こういったワークショップも楽しいものです。建替えたら、もっとオープンな形でやりたいなと思います。お楽しみに。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。少し手伝っただけで、指がプルプルしてます。



南無阿弥陀仏

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