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繰り返すことの効果

3/19のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


お彼岸2日目、三連休の初日が始まりました。昨日よりも良い天気でしたので、多くの方がお墓参りにいらっしゃいました。中には『2年ぶりにお墓参り出来ました』という方もいらっしゃって、まん防だけじゃなくコロナ自体が段々と収束に向かっている印象です。ヨーロッパの数カ国ではマスクを外して平次のような生活を取り戻しているそうですし、日本も近々そうなってくるのでしょうか。


しかし、良い天気も長くは続かず、午後からは少し降ったり止んだりのお天気に。夕方頃には大雨になったため、子供を連れて帰るのに一苦労してしまいました。三連休明けはまた天候が崩れるそうなので、明日明後日と忙しくなりそうです。いろいろな人とお話できるように私も積極的に前に出ていこうと思います。


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繰り返すことの効果

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法話や講演会やスピーチやらで、『大切なことなので2回言いますね』という言い回しをよく聞くと思います。かくいう私もその言い回しを使うタイプです。


そんな中ふと思ったのですが、赤ちゃん言葉も繰り返し手法をよく使っています。『ぶーぶー(車)』だったり、『高い高い』だったり、『いないいないばー』だったり、『くっく(靴)』だったり。もっと言えば、『ママ』とか『パパ』もそうなのかもしれません。


そう考えると、『繰り返して言う』というのは、古典的であり普遍的な、何かをわかりやすく伝えるための手法と言えるのではないでしょうか。聞く立場になってみても、繰り返し言われた方が気を付けて聞きますし、後になっても耳に残っています。読書でも同じみたいで、一回だけ読むよりも、複数回読んだ方が理解度が二次関数的に伸びていくそうです。


サボりぐせのある私なんかは、ついつい一回で確実に覚えられる方法はないのだろうかと模索してしまいますが、やっぱり反復することには叶わないのかもしれないと思い始めました(齢34なり)。そういえば中学校の時も、結局何回も繰り返しで書いた方が歴史や英語の点数が良かった記憶があります。近道なんか無えんだよ、ということでしょうか。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。2回言うという技は、出し惜しみせずにバンバン使っていきます。法話はもちろんですが、一番ちゃんとコミュニケーションを取りたい家族にもね。



南無阿弥陀仏

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