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父から紡がれたご縁

9/29のブログです。


こんにちは。

法善寺住職の中山龍之介です。


北海道での法務を終え、新千歳空港で飛行機を待ちながらブログを書いております。およそ1年ぶりの北海道でしたが、暑くもなく涼しくもなく、とても良い気候だったんじゃないでしょうか。東京も一ヶ月後にはこんな感じになっているでしょうかね。


肝心の法務の方ですが、ちゃんと出来たところもあれば上手くいかなかったところもあり、まだまだ精進とコンディション調整が必要だなと痛感しているところです。また、結願日中という一番最後の法要ではとんでもないミスもしてしまい、反省しかありません。また来年、大きくなって帰ってきたいと思います。


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父から紡がれたご縁

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言わずもがなですが、元々は父がお邪魔させていただいていた法要に、今度は私がお邪魔している形でございます。


ご出仕されているみなさんの目と耳には、父の残像が残ってらっしゃるでしょうし、それと比べられるのは何とも辛いところではあるのですが、今の自分が出来る100%を出し切るしかありません。そしてそこに関しては、ミスこそすれど、ちゃんと出し切れた気がしています。


来月もまた北海道の別のお寺さんの報恩講にお邪魔する予定ですが、そこも元々は父がお世話になっていました。ある意味全く同じ状況で、全く同じ役割を求められていますので、今回のことを踏まえて成長して頑張るつもりです。


ちなみにですが、父の命日である10月15日が間もなくやってきます。たまたま北海道の2つの報恩講に挟まれた日ですので、自分の中では父への弔いの気持ちを持ちながら、北海道でのお勤めをさせていただいています。これだけ父を意識する時期も、1年の中で他にはありませんので。


今日もとある方に、『発声がお父さんに似てるね』と言っていただけました。あまり自分では意識したことがないのですが、近くでしょっちゅう聞いていましたのできっと影響されているのでしょう。亡くなってからもうすぐ3年ですがその影響は消えることなく、そしてこれからもずっと残り続けていくはずです。


若いときには、代々続いていくお寺というものに窮屈さであったり不自由さを感じることもありましたが、今となっては、代々ご縁を紡げることに感謝の気持ちしかありません。ともすれば俗世間からは少し離れた感覚かもしれませんが、大切な感覚だと思うので大事にしていきたいものです。


では、まもなく搭乗です。ただ乗っているだけなので、気を付けてということも何もありませんが、無事に東京に帰りたいと思います。


本日もブログをお読みいただきありがとうございます。やっぱり家のベッドが1番。



南無阿弥陀仏

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