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お正月の御朱印の準備→腰痛

こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


2年前の旅の振り返りも昨日で終わり、約2週間ぶりの通常ブログとなります。どんな感じで書いていたか忘れかけていますが、なんとか頑張って書いてみようと思います。お付き合いください。


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お正月の御朱印の準備

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今このブログを書きながら、実は腰の違和感に苦しめられています。というのも、長時間にわたり正座しながらお正月の参拝記念御朱印の書き込みをしていたからです。お坊さんのくせに正座が苦手なのは恥ずかしい限りですが、体が固くてどうにもなりません。


法善寺できちんと御朱印をやるのは初めての試みです。といっても通常の御朱印とは違い、年間行事に合わせてのみ書き込みを行い、正月(1月)・春季彼岸会(3月)・お盆(7月)・秋季彼岸会(9月)の年に四回のペースで展開をしていきます。コロナの影響もあり今年の春のお彼岸から本堂を開放しているのですが、これが思いのほか好評でして、それなら本堂にお参りしたときの記念になるものがあればいいかなと思い、参拝記念の御朱印をやろうと決めました。ただどれだけの反響があるか分かりませんので、とりあえず今回のお正月は100枚限定でやっていきます。


以前にもこの御朱印絡みのブログを書いたと思いますが、そのブログを読んだ姉から『私も参加したい』という申し入れがあり、それならと色々と考えてもらいました。私と違い、姉は絵が上手かったりクリエイティブが得意ですので、そういった面から法善寺の御朱印を考えてもらっていました。


今回の御朱印はあくまで法善寺の門徒さん向けで、実際に来ていただいたときの楽しみのために敢えてまだブログには掲載しませんが、結論から言えば姉のおかげでなかなか素敵な御朱印になったのではないかと思っています。


ただ少しネタをばらすと(#どっちやねん)、文字は私が書き、ハンコは法善寺の寺紋や元々あったものを使い、全体の背景となるハンコを姉が消しゴムハンコで作ってくれました。夜中遅くまでセコセコと作ってくれたみたいで、有難い限りです。


姉は、ハンコの型だけでなく、色にもこだわっていて、様々な色をグラデーションのように使いながらハンコを押していました。そういう風に出来上がった色ですのでオンリーワンとなり、100枚一つ一つに押していくことは叶いません。ですので『このパターンでプリントして』と原版を渡されたのが2日前くらいで、それをスキャンしてデータに落とし込み、そこから書き込みを始めていました。おそらく本日午前時点で50枚くらいは書いていたと思います。


しかし今日の午後に姉がお寺に来て、私がスキャンしたデータだと淡い色が白飛びしていることを指摘されました。そこからは姉の言う通り、様々な設定でスキャンし直し、フォトショップで様々な編集を施し、そして原版と遜色ないスキャンデータが出来上がりました。おかげでとても良い出来上がりになったのは嬉しかったのですが、それは同時に今まで書いた50枚を破棄することを意味しますので少し複雑な感情でした。ただ折角手伝ってくれた姉も喜んでますし、何よりその御朱印を受け取る門徒さんが喜んでくれることを想像することで前向きに捉えられました。


そこからは、今までの分を取り返すように書き込み作業に没頭しました。ひたすら書いたおかげで腰に違和感が発生しているわけですが、あと2日ですので頑張り切ります。明日の夜に行きつけのカイロも予約しましたし、大丈夫だと思っています。ギックリ腰はホント怖いので、みなさんも気を付けてください。


ただそんなことを言いながらも、筆で文字を書くのはやっぱり楽しかったりします。書道を始めて思いますが、書道は筆の角度や圧によって様々な表情を見せるのが本当に面白いです。また、(細かく言えば様々な色がありますが)黒だけで勝負しているのも好きなところです。私は総合格闘技よりもボクシングが好きですが、書道もボクシングも、武器が少ないからこその深みがそこにはある気がします。


そんなことを書いていたら、書道教室の12月分の課題をブログに掲載していなかったことに気が付きました。今日は文字数的に難しいので、明日のブログででも触れてみようと思います。お楽しみに。



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