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お坊さんに定年はない

こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。

本日は梅雨らしく、東京ではほぼ1日雨が降っていました。正直、傘を持ち歩くのは面倒ですが、雨のおかげで気温は涼しく室内にいれば過ごしやすさすら感じました。私は汗っかきですので、これぐらいの気温の方が助かります。周りにも迷惑かけませんし笑

本願寺学院の月曜の授業は、真宗史を勉強しています。浄土真宗の歴史を学ぶのですが、その中でも最近は覚如上人について取り上げられています。覚如上人というのは、当時親鸞聖人の教えは広まっていながらも、まだ浄土真宗という宗派が確立されていない中で浄土真宗を独自の宗派として確立させ、そして本願寺を作った人として知られています。各地に散らばる親鸞聖人の弟子や親族による反発などもあったそうですが、ご自身の信念を持って行動されたんだと思います。

いつの時代も、強い信念というのは大事ですね。同じ能力を持っていて、同じゴールを見ていたとしても、気持ちの部分で差があれば結果は大きく変わってきます。こんなに技術が進化してITだなんだと言われている現代でも、それは変わりませんね。面白いものです。

お坊さんには定年はありません。私の祖父は87歳で亡くなりましたが、亡くなる3ヶ月前まで法事や葬儀にも出ていました。その年まで信念や情熱を持ってお坊さんとして生きていたと思います。

そのような姿を間近で見られて、私は砲塔に幸せだと思います。私もその年まで、そしてそれ以上の気持ちを持ってお坊さんとして生きていきたいですね。

一日一日頑張ります!

南無阿弥陀仏

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