言葉にこだわり、気概を持って話さないと
- 3 時間前
- 読了時間: 4分
8/21 - 8/27の週ブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。

今週の写真は、合羽橋本通りから見える夕陽。普段は反対側にあるスカイツリーに目を取られがちですが、こっちも綺麗です。
ここ最近は、ちゃんと構図を考えて撮ってみようと意識しておりまして、空や電線によって逆三角形になって良いかなと思いましたが、想像していた写真にはならず、まだまだ修行が足りません。引き続き精進してまいります。
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言葉にこだわり、気概を持って話さないと
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さてここでお知らせ、というほど大したことでも無いのですが、今後はこのブログを本の読了報告に使っていこうかなと思います。
ここしばらく、本を読みたいな、勉強をしたいな、というモヤモヤとした気持ちをずっと抱えていました。その対象は、仏教であったり、写真であったり、美術であったり。ただ思うばかりで、がっつりと取り組むことが出来ていませんでした。
少なからず実践できていることもあるのですが、私の性格的にもっと追い込まれないともっと頑張らないだろうなと思い、皆様の目に晒すことで自分を追い込む、ということをやっていきます。そもそもこのブログを書き始めたのもそうですが、周りの目を使って自分を追い込むというのは私の得意パターンです。
もっと私が能動的な(誰の目が無くても勝手に動ける)人間だったらよかったのですが、残念ながらそんなできた人間ではありません。ただ、だからと言ってそこにかまけて何もしないのは違いますので、邪道でもなんでも前に進むことを決めました。毎週やれば、少なくとも年間50冊くらいは読むことが出来ますので。
ということで今週から早速、本の読了報告を行っていきます。基本的に、本の要約を書いていくというよりも、その本を読んで自分がどう感じたか、何を思ったか、ということを書いていくつもりです。
記念すべき(?)第一回は、『親鸞のコスモロジー』という本です。法蔵館から出ている、大峯顯さんが書かれた本です。
『コスモロジー』というのは、平たく言えば宇宙観という意味です。ただし、親鸞聖人が宇宙の成り立ちについてこんな話をしていました、という本ではなく、親鸞聖人が説かれた念仏と阿弥陀仏の世界観、みたいな話でした。
実はこの本、結構前に知り合いのお坊さんからおススメされていて手元には取り寄せていました。7月の本山での法話の際に少し目を通して、使えそうなところをピックアップしたりしましたが、この機会に漸く読了出来ました。
阿弥陀仏とは何なのか、南無阿弥陀仏とは何なのか、極楽浄土とはどこにあるのか、そんなことを改めて考えさせられる内容でした。まだまだ自分のコスモロジーは次元が低く、親鸞聖人には遠く及ばないなぁと猛省させられます。
後半には、言葉についての多くの言及がありました。日常生活の中で使われる言葉、概念としての言葉、そして宗教の中の言葉。同じ『言葉』という言葉にも、実は様々な階層があります。
ほとんどの場合、日常生活の中で使われる言葉で事足ります。特に現代の我々は、言葉を唯の道具として捉えがち、とのこと。ですが、そんな使い捨ての言葉だけでは物足りません。普段の生活で使われる言葉と、誰かと腹を割って話す言葉、その二つは同じ階層にいないわけです。
そういう意味では、お酒ってとても大事なのかもしれないなと、読みながら思いました。酔えば腹割って話すことが出来ますし、暑い言葉を交わせば記憶にも残ります。用が終わればさようなら、という感じの使い捨ての言葉ではないわけです。
また、法話をするときに、私はまだまだ自分の言葉で話してしまっているなぁとも思いました。烏滸がましいかもしれませんが、阿弥陀さんに成り代わって話をしている、という気概を持たなければいけません。
自分というフィルターを通して、分かりやすく、たとえ話を多く入れて、なんて浅ましいことばかりしている気になって、この本を読んでいて恥ずかしくなってきました。
総じて、とても勉強になる本でした。浄土真宗の基本的な知識(御本尊は阿弥陀仏、信心を頂き、念仏称えれば救われる)くらい知っておけば、大体読める本だと思います。そんな私も、理解できないところも多々ありましたが。
興味ある方は是非お読みくださいませ。
ブログをお読みいただきありがとうございます。三週坊主にならないよう、頑張ります。
南無阿弥陀仏
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