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久々に父と会った日


こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。


お坊さんと言うとお寺に住んでいるものと思われていますが、私は近くのマンションを借りて暮らしています。歩いて7分くらいのところですが、一応毎日通勤しています。


このブログを書くときは大抵家の方ですので、毎日ノートパソコンを持ち帰っているのですが、たまにお寺からマウスを持って帰り忘れたり、もしくは家からマウスを持っていくのを忘れたりします。パソコンがあればほとんどの作業は出来ますが、マウスが無いと全ての効率悪くなります。地味だけど確実にダメージがある、口内炎みたいなものです(?)。


そして今日はそんな、マウスを持って帰り忘れた日です。優しい目で読み進めていただけると嬉しいです。

 

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書道教室の日

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さて、今日は書道教室の日でした。一応、木曜午前のクラスを取っているのですが、ここのところ毎週木曜日に予定が入っていて、振り替えてもらいまくってます。『木曜午前を避けてる』という話もあるみたいですが、そんなことはありません。木曜午前の濃いメンバーが好きです。


さてさて、今週も先週から引き続き、顔真卿(がんしんけい)の『祭姪稿(さいてつこう)』の臨書を進めていきました。今日が2回目だったのですが、これまでの法帖の流れで言えば半紙に4文字書きが2回、その後は半切(約34.5 x 136cm)に2行書き、となりますので、恐らく今週が半紙に書くのは最後になるのではないでしょうか(#勝手な読み)。


冒頭の写真は私が書いたものです(亡姪贈賛)。濃墨を使って書くのですが、何回も墨を付けずに、擦れてきたらきたで、その表情も出しながら書くことが大事みたいです。


ただ濃墨はドロっとしていますので、筆の開閉が本当に難しいです。当然ですが、太く書きたい時は筆を開いて、細く書きたい時は筆を閉じます。通常の墨汁と違い、濃墨の場合は筆に墨が残っているときも難しいですが、書き進めて筆に墨が無くなってくると尚更難しいです。特に、どんどん筆が閉じなくなってきます(乾いた筆をご想像ください。濡れていれば筆が先で集まります)


写真の字を見てみると、筆が閉じていないのが一目瞭然です、細い線が全然表現できていません。あの手この手で細い線を表現しようと頑張っていますが、まだまだ上手くいきません。難しいので、濃墨を買ってお寺でも練習しようと思います。


難しいですが、『濃墨』というのは私にとって未知の領域でしたので楽しさもあります。今のところ、やればやるだけ上手くなっているのが実感できるので(先生が上手く乗せてくれているだけかもしれませんが)、この濃墨と祭姪稿も、楽しんで乗り越えていこうと思います。

 

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久々に父と会う

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そして書道教室から帰ってきた午後に、父の病院に行ってきました。よく分かりませんが区役所に保険証を持って行って何やらしてほしいと言われたので(#全然話聞いてない)、保険証やら免許証やらを取りに行ってきました。


このような時期ですし、そもそも父は今は無菌エリアにいますので直接会うことは出来ませんでしたが、必要なものは看護師さんが代わりに持って来てくれて、父がガラス越しに立って、私に何をすればいいのか説明してくれました(#それでも覚えていない)


ガラス越しではありましたが久しぶりに会う父は、思ったよりも普通で少し安心しました。副作用やらなんやらで辛いこともあるんでしょうが、あまりそういうのは表に出さず飄々と話をしていました。経過も順調とのことで、このまま駆け抜けてくれることを期待しています。


かろうじて父の話をまとめると、『保険証を持って区役所の3階に行け』ということだったはずなので、来週のどこかで行ってこようと思います。何かが起きるはずです(#乞うご期待)

 

それでは、暑い日が続きますが、睡眠と水分と食事を十分に取って、ご無事にお過ごしください。おやすみなさい。

 

 

南無阿弥陀仏

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