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Basketball Hall of Fame

5/16のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


息子がほぼ昼寝無しで夜ご飯を迎えた結果、眠さと空腹で大変なことになってしまいました。わめきながらご飯を投げたと思ったら、次の瞬間には口に頬張っていて、当の本人も見ているこっちも何が何だか分かりませんでした。


これはもう完全に限界だなと思いすぐにお風呂に入れて寝かしつけて今戻ってきました。時刻は午後7時過ぎ、夜通し寝るようになってからこんな時間に寝かしつけたことはありません。明日の朝が少し怖いですが(早起きしてくる可能性大)、こんな時間に息子から解放されることも稀ですので、この時間を楽しみたいと思います。



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Basketball Hall of Fame

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さてそんな今日ですが、遠いアメリカの地で、バスケットボールの殿堂入り式典が行われていました。バスケットボールの殿堂ですのでNBAだけでなく、バスケットボールという競技の発展に貢献した方々が殿堂入りします。


そんな中、NBAからはコービー・ブライアント、ティム・ダンカン、ケビン・ガーネットの3人が元選手としては選ばれたそうです。私がNBAを見始めた2000年代初頭に、輝かしい活躍を見せていた3名の選手です。この3人をきっかけにNBAを見始めたと言っても過言ではなくて、それが後の私の人生に大きな影響を与えたことも間違いありません。


恐らくNBAを好きじゃなかったらバスケを続けていなかったし、大学でアメリカに留学しようとも思わなかったし、バスケ関係の仕事に就きたいとも思わなかったはずです。そんな3人が同時に引退し、そして同時に殿堂入りしたことは私自身にとっても大変感慨深いものです。


ただ一つ残念なのは、一番好きな選手であるコービー・ブライアントがその席にいないことです。昨年の1月26日にヘリコプター墜落事故に遭い、亡くなってしまったからです。殿堂入りした方々のスピーチがあったのですが、コービーは奥さんが代わりに務めていました。その横にはマイケル・ジョーダンが立っていて、あの場所にコービーがいないことに違和感を感じてしまいました。


今回殿堂入りした3人は、現役時代はお互いが多分に刺激し合っていたはずです。私が見始めた当時は全員が西カンファレンスのチームに所属していて、プレイオフでは毎年のように戦っていました。今みたいに、スター選手がとあるチームに集まって優勝を目指すという風潮は無くて、『あのチームのあいつにはどうやったら勝てるんだ』という鎬の削り合いが、見ていて最高に楽しかったです。


スポーツだと分かりやすいですが、やっぱりライバルって必要だなと思います。尊敬や嫉妬や焦燥、様々な感情が湧き上がりますが、その刺激によって結果自分自身が成長できます。上記の3人なんかは、正にそうだったはずです。詳しいことは知りませんが、コービーが引退を表明したときに、ダンカンもKGも引退をひそかに決めたんじゃないでしょうか。そう思えるくらい、3人は縁深かったはずです。


心から憎い人に出会ったら、その人は自分を成長させてくれるからラッキーだと思え、と何かで聞いたことがありますが、正にその通りだなと思います。もちろん憎い人になんか出会いたくないのが人間ですが、それによって成長できるとプラスに捉えれば前に進めます。


何はともあれ、殿堂入りはおめでたい限りです。あの3人が、しかも同じ年に殿堂入りするなんて、NBAを見始めた頃は想像もつきませんでした。時の流れの速さには驚かされますが、贅沢な思いをさせて頂きました。ありがとうございました。


それでは、久々に少しゆっくりした夜を過ごそうと思います。おやすみなさい。



南無阿弥陀仏

 

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