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天井どうするか

9/6のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


8月23日に2回目のワクチン接種を終え、今日で2週間が経ちました。一般的には2週間で抗体が定着すると言われていますので、これにて一件落着と言ったところでしょうか。


接種直後に37℃台の熱が出ましたが、大きな副反応はそれくらいで概ね平和に過ごしています。重めの頭痛がたまにありますが、最近の気圧の変化などが要因かもしれませんので副反応かは分かりません。単純に老いてきただけかもしれません。


これでマスクを外せたらどれだけ楽なのかとも思いますが、引き続き感染症対策はしながら生活していきます。早く緊急事態宣言が明けますように。


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天井どうするか

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さて、そんな今日ですが、またしても建替えに向けて色々と模索しておりました。上から見た図面から、部屋に入り込んだ視点を想像したスケッチを書いていき、『意外とここはこんな感じになるのか。』と確認と修正を繰り返していきます。絵が下手な私が書くので、下手なスケッチには変わりありませんが、何となくの雰囲気を掴むには十分な役割を果たしてくれます。


何枚か書きましたが、いずれも盲点なのが天井です。『ここの床は畳で、あそこは木材だな』とか『ここは大きく窓を取って開放的に』とか考えていましたが、天井のデザインはまだまだ詰め切れていません。注意して見るようなものでもないのかもしれませんが、視界に入ってきますので印象には確実に関わってきます。


先日買った『和風住宅』という専門誌を見てみても、同じ和風の建物でも天井は様々です。デザイン性や素材という意味では、床よりよっぽど多種多様かもしれません。板張りのもの、敢えて梁を見せたもの、モダンなデザインのものなどなど、ホントにバリエーション豊かです。


そんな中から、廊下はこうして、お座敷はこうして、多目的室はこうして、と決めていかないといけません。当然設計事務所さんから提案を頂けますが、こちらでも勉強して臨まないといけないなと思っています。色々な種類を知っておかないと、少ない知識量で判断しなければいけなくなるからです。


まだまだ決めかねていますが、今の時点で言える希望としては、①掃除しやすい、②突飛なものにしない、ということでしょうか。


①の『掃除しやすい』については、掃除は日々の事ですので面倒な造りにはしたくありません。例えばですが、いちいち脚立を持ち込んではたきで埃を落として、というようなことにはしたくありません。お手入れしやすい造りが良いと思っています。


②の『突飛なものにしない』は、普遍的なデザインにしたいということです。以前のブログにも書きましたが、今度新しく建てられるお寺は向こう100年は使われる建物にしたいと考えています。それなのに、あまりにもモダンな、尖ったデザインにしてしまうといつか飽きが来てしまいます。見る人を選ぶようなデザインにはしたくありません。


そういう意味では、①も②も少し共通点があるかもしれません。掃除しにくい天井は、普遍的なデザインではない気がします。


次回の打ち合わせは来週です。今年で実施設計が終わるという事は、天井のデザインはもちろん、至る所のデザインやら何やらが決まるという事です。あと4か月も切った中ですので、後悔しないように頑張ります。



南無阿弥陀仏

 

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