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可処分時間

7/28のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


昨日買い替えたパソコン用のマウスですが、段々と慣れてきました。『カチッ』と言わない静音設計ですのでクリックした感覚が分かりづらかったのですが、『クリックしたな』と思ったときはクリックしているのでその感覚を信じてやれば問題なさそうです。長年クリックしてきて培われた感覚が試されています。


ワクチンの副反応の方もほぼ問題なく、昨日よりも更に肩の痛みが引いていました。私よりひどかった妻も、今日にはすっかり治っていましたので、2人とも元気にやっています。熱が出るなどの副反応はもちろんありません。2回目の方が副反応が出やすいという噂も聞きますが、2回目もこれくらいの副反応で終わることを願っています。


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可処分時間 =========


さて、連日オリンピックがニュースを賑わせております。その陰で一都三県の感染者数が増えていっているわけですので手放しで日本のメダルラッシュを喜べないのが残念ですが、どちらも歯止めは効かなさそうです。


少し調べてみたところ、現時点で金メダルの獲得数は参加国中、日本がトップだそうです。確かに、今回のオリンピックでは『金メダル獲得』というニュースを多く見ますし、銀や銅が少ない印象でしたが、まさか参加国中トップというのは驚きです。純粋にすごいなーという気持ちです。みなさん、おめでとうございます!


色々言われているオリンピックですし、個人的にも色々と思う所はありますが(メダルラッシュでも忘れてません)、スポーツ好きとしては、起きてる時間に大体何かしらの競技がテレビで放送されているという環境は有難いのも事実です。もちろん好きなスポーツとそうではないスポーツがありますが、そうではないスポーツでも見ることで好きになったり興味を持ったりすることがありますので、それはそれで面白いものです。今日も日中、『男子シンクロ板飛び込み』なる競技が放送されていたので見ていましたが、あの一瞬にかける雰囲気が素晴らしくて何とも言えませんでした。


人間には可処分時間というものがありまして、ざっくり言うと人がそれぞれ自由に使える時間の事ですが、このオリンピック期間は、世界中の多くの人が可処分時間の多くをオリンピックに奪われて(注いで)います。それはテレビで放送されていることが大きな要因なはずで、良く調べればインターネットでも観戦できますが、その情報を取りに行く手間とリモコンでNHKを映す手間を天秤にかければ多くの人がリモコンを手に取るはずです。この手軽さこそがテレビの一番いい所なんじゃないかと思います。


サービス提供者は誰でも、顧客の可処分時間を少しでも自分たちに注いでもらうために頭と体を使ってあれやこれやと頑張っています。これはお寺も同じで、お檀家さんの可処分時間を少しでもお寺のために使ってもらえないかと考えなければいけません。このブログもその一環ですが、LINEやら会報誌『家庭通信』もその役目を担っています。SNSなどでは『これでバズった』みたいな最強の一手がちやほやされることが多いですが、長い目で見れば最強の一手なんていう『これさえ押さえておけば大丈夫』みたいなものはありませんので、色々やっているわけですね。


大変ではありますが、あまりにも今までの仏教界が踏み込んでこなかった領域でもありますので、やりがいはあります。新しいお寺の形、と豪語するつもりもありませんが、これからの時代にも対応しうるお寺ではありたいなと考えています。


テレビでオリンピックを見ながら、ふとそんなことを考えた今日でございました。



南無阿弥陀仏

 

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