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永代経法要・世話人会・帰敬式

5/3のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


ここ最近のブログでも書いておりましたが、今日は永代経法要でした。ということで、前置きもほどほどに本文に入ります。



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永代経法要・世話人会・帰敬式

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新型コロナウイルスや父逝去の影響で、久々にお寺としての行事が出来た気がします。お正月の修正会(初詣)やお彼岸などはありましたが、やはり永代経と報恩講は別物です。お越しいただいた方々には色々とご不安とご面倒をおかけしたと思いますが、お付き合いいただき本当に感謝です。


今日はまずお寺に着いてから、当日にしか出来ない細かい準備をしました。そのために本堂で色々と作業していると、母から『表の旗や幕は出さなくて良いの?』と言われ、すっかり忘れていることに気が付きました。慌てて外に飛び出し、門に国旗と仏旗を、本堂正面の扉上に紫幕をかけました。写真はその直後に撮ったもので、ちゃっかり息子が映りこんでいます。


こういった準備をするのは本当に久々で、更に父がいないこともあってすっかり焦ってしまいました。やっぱりまだ色々と慣れていないみたいです。


そして11時から、まずは三遊亭右左喜さんによるお噺です。仏教にまつわるお噺をお持ちの落語家さんで、今日は親鸞聖人の生涯を、法然上人との出会いまでお話して頂きました。裏は裏でバタバタしておりましたので全てをお聞きできたわけではありませんが、さすが噺家さんという声と切れ味だなぁと思いました。


お噺が終わり、正午から法要です。他のお寺さんは呼ばず、いつも手伝っていただいているお檀家さんの中で僧籍をお持ちの方に外陣にお座り頂き執り行いました。そのため出退作法などは少しイレギュラーな部分もありましたが、ひとまず無事に終えられました。また普段であれば、ご参詣の皆様にも読経の発声をしていただくところではありますが、今回は緊急事態宣言下ということもありご遠慮いただきました。永代経法要はみなさんで仏様の教え(=お経)を頂くことが主たる目的ですので発声できないことは残念ですが、経本を目で追って読経の代わりとさせていただきました。


法要終了後は、私から短いお話と娘のお披露目をさせて頂きました。息子は9月生まれで11月の報恩講で、娘は3月生まれで5月の永代経でお披露目という事で、半年ずれてはいますが、子供の誕生が行事がなんだか似たようなサイクルで来ているなぁと勝手に思っておりました。


法要が終わり、お弁当をお渡ししました。一般の門徒さんはそこでお帰りいただくという流れでしたが、午後に世話人会がありますので世話人さんたちにはお座敷でそのお弁当をお召し上がりいただきました。食事中も隣と前後のスペースを十分に開け、お話しをご遠慮いただいておりましたので、大変静かな席となりました。お話しすることが好きな方もいる中で、ご協力いただき本当に感謝です。


そのままの流れで世話人会となりましたが、2つのお座敷をぶち抜きで席次を組み、長机1脚に1人という厳戒態勢で行いました。昨年度の収支報告や今年の年間行事のお話などをしながら、色々な相談に乗って頂きました。やっぱり皆さん人生の先輩ですし、法善寺歴で言っても先輩だらけですので本当に有難いです。頂いたご意見を踏まえて前に進んでいきます。


世話人会が終わり、次は帰敬式を執り行いました。親戚の若手僧侶に手伝ってもらいながら、こちらも何とか無事に終えられました。新たに阿弥陀仏からの深いご縁を頂いた方々がいらっしゃることに、お慶び申し上げます。


バタバタとした1日で、慣れないことも多かったですし、ご迷惑をおかけしたこともあったと思いますが、父なしでひとまず終えられたことは自信にもなります。母や妻や世話人さんたちの存在もとても大きくて、本当に助けられました。偏に感謝でございます。


次のお寺の行事は7月のお盆となります。それまでは行事らしい行事はありませんが、家庭通信の執筆などを進めていきます。引き続き頑張ります。



南無阿弥陀仏

 

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