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書道にもがく日々

2/10のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


予報通り、雪が降っています。ただ、現時点でそこまで積もっておりませんので、先月の時みたいな状況にはならなさそうです。まあ、明日起きてみてどうなっているかは分かりませんが。


ちなみに今日は木曜日なので声明学園がありましたが、念のため休講とさせていただきました。連絡が直前となり、申し訳ございません。来週からは通常運転のはずですので、よろしくお願いいたします。


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書道にもがく日々

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木曜日は書道教室の日でもあります。前回の大雪も木曜日だったので教室の窓から雪を眺めていましたが、今日も全く同じ光景でした。唯一違ったのは、雪がベチャベチャしていたことくらいでしょうか。


まず今日の前半は、張玄墓誌銘の臨書でした。3回目でしたので段々とペースをつかめてきた気がします。字の大きさもちょうど良くなってきたんじゃないでしょうか。


今回は、白紙に書くのではなく、原稿用紙のような枠が書かれた紙に書いていくやり方です(マス目はもっと大きいですが)。なのでそのマス目の真ん中に文字を書いていきたいのですが、文字によって形が微妙に違うので左右と天地のバランスを取るのが難しいです。字自体はうまく書けているつもりでも、バランスが崩れたら下手に見えてしまいます。


提出するには全臨しなければいけないので、なかなかのボリュームなのです。が、全然終わっていません。加えて次回が提出とのことで、結構焦っています。次回は3月に入ってからですので、それまでにセコセコと書き溜めていきます。


そして後半は、課題制作(濫觴)に取り掛かりました。声明学園の休講に連絡をしなければいけなかったので20分ほど時間を取られてしまいましたが、今日は一番大きな創作を書いてみました。


墨の潤渇は少しずつ表現できるようになってきた気がします。ただ、文字の流れみたいなのが全然表現できなくて、困っています。もうほんと、ずっと困っていて、お手上げ状態です。そもそも正解なんてないのかもしれませんが、自分がうまく行っていないのは分かるので歯痒いです。


ただ、今日は先生に『もっとゆっくり書いてみてください』という有難いアドバイスをいただきました。作品に奥行きがないことも悩みだったのですが、その原因は早く書き過ぎているからなのかもしれません。筆を擦り付けるように、紙にもっともっと墨を叩きつけるようなイメージなのでしょうか。そうすることによって字に粘りが出てきて、作品に深みが出て、奥行きが出てくる、ということでしょうか。


課題は来週提出です。今月は時間があったので一つ一つの課題にけっこう時間を割けました。残り一週間、可能な限りもがいてみようと思います。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。書道は急に上手くなることがあるみたいですが、そのためには継続するしかありません。ドアをノックし続けないと、開けてはくれないよ、ということです。



南無阿弥陀仏

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