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当たり前の今日は当たり前じゃない

こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。

 

今日は良い天気でしたので、母の先導でお寺の庭に簡易プールを出しました。姉の子供も来ていた日で、姉の友達も子供を連れて来たり、私の友人も子供を連れてきたり、近くのお寺さんの奥さんも子供を連れてきたり、図らずも結構なイベントになっていました。

 

0~4歳までの子供がいたので、それぞれの成長具合を見ながら、自分の息子もこうなるのかなーと想像しました。わんぱくな子もいたので若干恐ろしさも感じましたが、とりあえず元気に育ってくれれば良いなと思う毎日です。

 

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2か月半ぶりの書道教室

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さて、今日は久々に書道教室に行ってきました。新型コロナウイルスの影響で4月・5月と休校となっていまして、私は3月最終週もお休みしておりましたので、約2ヶ月半ぶりの授業となりました。

 

この期間、正直言って筆もあまり握れておらず、下手さに拍車がかかってしまいました。また地道に努力していかないといけません。少なくとも一日一枚、書いていきます。競書の提出が2週間後ですので、気合入れ直して頑張ります。

 

スポーツの世界だけかもしれませんが、1日休むと取り返すのに3日かかると言われています。特に私の好きなバスケは習慣のスポーツとも言われますので、日々の積み重ねが大切なんですね。

 

ただ、この年になると毎日バスケやる時間なんかありませんし、そもそも毎日やっていたら体を壊してしまいます。『え、何目指してるの』と言われるのがオチですので、ほどほどにやっていくしかありません。

 

書道でも1日休むと3日かかると言われているのかは知りませんが、やっぱり毎日の積み重ねが大切なのは分かります。分かっておきながらサボっているので救いようがないのですが、終わってしまった事なのでここから頑張ります(#ザ開き直り)。

 

書道教室では、コロナ対策がきちんと取られていました。距離を離したり、使い終わった文鎮や墨池なんかは『使用済み』のトレイに入れて、きちんと消毒されてから次の人が使えるようになるそうです。授業が終わった後には、先生が消毒液を教室中に振りまいていました。

 

それでも安心できないのがコロナの怖いところではありますが、精一杯の配慮をなさってくださる教室には感謝です。

 

ちなみに私が通っている書道教室は『日本教育書道芸術院』という学校です。生徒数に対して先生の数が多くて、手厚い指導を受けられます。おすすめです。

 

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当たり前の今日は当たり前じゃない

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先のプールにしてもそうですが、6月に入って日常が戻ってきている感じがします。もちろんまだ以前の水準ではありませんし油断はできませんが、ふとした日常をありがたく感じている自分がいます。

 

歌の歌詞なんかでも出て来るフレーズですが、今日という日は誰かが生きたかった明日なんです。当たり前のように過ぎている日々ですが、これがいかに当たり前のことではないのか、皮肉にもコロナが教えてくれたのかもしれません。

 

経過はどうであれ、結果的には日本はコロナの抑え込みに成功していると言われています。今日時点で、累計の死者数は1000人を下回っています。アメリカやイタリアでは死者数が万単位ですので、数字だけを見る限り、確かに成功しているのかもしれません。

 

しかし、その1000人の人たちには家族もいて友人もいたはずです。著名人の方はメディアでも取り上げられますが、それ以外の方だって何事もなかったかのように亡くなっているわけではありません。その周りの方々は、間違いなく悲しんでいるはずです。

 

そう考えると、やっぱりコロナは怖い存在です。油断できないですし、したくもありません。『あそこで手を洗っていれば』とか『くしゃみするときにマスクをしておけば』とか思いたくありませんので、出来得る限りのことをやっていきましょう。

 

皆さんの大切な人が、また明日を迎えられますように。

 

 

南無阿弥陀仏

 

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