withコロナ時代の『新たな生活様式』
こんばんは。
法善寺副住職の中山龍之介です。
今日、久々にワンコたちをトリミングに連れていきました。
緊急事態宣言が解除されるまでは我慢しようと思っていたのですが、延長が決まり、何よりワンコたちの毛が伸びまくっていて汚かったので、サマーカットにしてきました。心なしか、気持ちよさそうです。
私もなんだかんだで、全然散髪に行けていません。ワンコたちと同じように、緊急事態宣言が解除されるまでは、と思っていますが、耐えられるのでしょうか。もう少し様子見ます。(私を見かけて、汚かったら教えてください)
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『法善寺の輪』ご支援先追加
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さてさて、連日取り上げている新型コロナウイルス対策の支援の輪『法善寺の輪』ですが、本日ご支援先を2件追加しました。『手品教室カッター』と、『ハミングバード』です。
どちらも、サブ片山さんという方がやられていて、実はこの方は私の英語教室の生徒さんです。最初にお会いした時からサックスプレイヤーだという事は知っていたのですが、日が経つにつれて『マジシャン』という一面があることも知りました。一方、『ハミングバード』は、片山さんがやられている音楽ユニットです。ショッピングモールなどで演奏されているそうです。
片山さんは厳密に言えば法善寺の門徒さんではないのですが、新型コロナウイルスの影響で仕事が減っているとお伺いしましたので、折角の機会でしたのでこちらからお声がけして掲載させていただきました。
実は私も、3月に片山さんの手品教室にお邪魔する約束をしていたのですが、新型コロナウイルスの影響で休校となってしまいました。良い機会ですので、手品のレッスンを支援で購入させていただこうと思っています。
どこかで見た情報では、子供は知恵がついてくると手品に驚くようになるそうです。生後7.5か月の私の息子にはまだ早すぎますが、成長してきたら試してやろうと思っています。もしくは、もっと大きくなったら子供と一緒に手品をやるのも楽しそうです。
皆さんも是非ご支援ください!
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新たな生活様式
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緊急事態宣言の延長と併せて、政府から『新たな生活様式』の提言がされました。
『遊びに行くのは、屋内より屋外を選ぶ』とか『外出時は症状がなくてもマスクをし、帰宅時には、まず手や顔を洗い、できるだけすぐに着替えたり、シャワーを浴びたりする』といったことが盛り込まれているみたいです。
そしてその中には『冠婚葬祭などの親族行事では大人数での会食は避ける』といった提言も含まれています。
特に東京では、葬儀は年々縮小傾向にあります。通夜をやらないで葬儀だけ、それすらやらずに火葬炉前で短いお経、こんな具合です。そういう風潮の中で、この提言ですので縮小化に追い打ちをかけられることは間違いなさそうです。
先日のブログで『葬式仏教からの脱却が必要だ!』とか言っておりましたが、まだ収入的にはお葬式に頼らざるを得ないのが本音ですので、葬儀の縮小化がすぐに始まってしまうと大変です。生意気言ってすみませんでした。
今後どんどんとオンラインでのコミュニケーションが増えていくのは明らかで、新型コロナと5Gがその追い風になるはずです。しかしオフラインでのコミュニケーションや経験は、オンラインでは代替しようがありません。
例えば昨日、永代経法要の動画をアップしました。ただ撮影したものを流すだけだと、本堂で直接見聞きする法要(オフライン)には敵いませんので、オンラインならではの強みとして字幕や現代語訳を挿入しました。
このように、オンライン・オフラインでそれぞれ強みが違います。なんでもかんでもオンラインに落とし込めるはずはなく、オフラインでしか味わえないものもあります。
なんか同じことを繰り返し言ってる気がしますが、お寺としてはやっぱりオフラインでの価値を高めることが大事だと思います。もちろんオンラインを諦めるわけではありませんが、オフラインでこそお寺の強みが生きると思っています。本堂独特の厳かさとか、畳の匂いとか、そういうのです。
そこの見極めはきちんとして、折角オフラインでお寺に来た方に『やっぱり来ないと味わえないよね、この感じ』とか、またオンラインでお寺を見られた方に『実際行ってみたいな』とか思っていただけるようにしないといけません。
GW明けから、また境内を開放します。お越しになった方々には、オフラインならではの価値を感じていただけると幸いです。ミツバチもいなくなったので!
南無阿弥陀仏
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