TOC営業再開のニュースに触れて
4/11のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
ここ数日、花粉症のモーニングアタック、というかミッドナイトアタックに襲われ、寝不足でした。主にスギに対して反応する身体なのでヒノキはスルーしていたのですが、マスクをしていない分ヒノキが直撃して、被害が出ていたみたいです。鼻水とくしゃみに起こされる、というのはなかなかにしんどかったです。
ということで昨日はマスクをして日中を過ごした結果、夜中に起こされることもなく、ここ数日の寝不足を取り返すように寝てしまった結果、ブログの更新が出来ませんでした。なんと10時間近く寝てしまいまして、私も驚きました。ご容赦いただけると幸いです。
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TOC営業再開のニュースに触れて
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五反田にあるTOCという商業施設が、建て替えのために3月末に営業を終了したにもかかわらず、建築費の高騰により建替えの延期を決めた、というニュースが流れてきました。メンテナンスなどを挟んで、9月に営業を再開するそうです。
↓元ネタ
3月末に閉めたのに、このタイミングでこれを発表するということには驚きましたが(裏では既に決まっていたのでしょうが)、建築費の高騰は決して他人事ではなく、とてもとても理解できます。規模は違いますが、法善寺も同じ理由で建て替えが進んでおりませんので。
TOCの場合は、そもそも2023年春に着工し、2027年の竣工を目指していたみたいです。それがズレにズレた結果、2024年春に閉館し、それでもなお着工予定を延期しての営業再開です。テナントの混乱・困惑はとてつもないでしょうし、もう少しやり方があったんではないかとも思いますが、建築費の高騰はもう本当に、マジで、半端じゃないです。
細かい数字は出せませんが、ちなみに法善寺の場合は、最初の見積で言えば、建築費が当初の予算の2倍以上になってしまいました。それはそれは目が飛び出たわけですが(比喩じゃなく)、そこから少しずつ見直して、少しずつ現実的なものになろうとしています。ただ、まだまだ『GO!』と言えるレベルには達していません。
そんな中で、大胆な設計変更も提案されました。新しい法善寺の可能性を広げられない提案でしたが、先延ばしにはできないし、これが現実として受け入れなければいけないのか、と決断しかけました。ただ、その設計変更を見て、やっぱり原案を実現させたい、という気持ちが強くなりました。
ということで、今は原案を出来るだけ実現させるために、本当に細かい細かいところまで見て、ロングテール部分での削減を試みています。一度建ててしまえば、このブログを書くように簡単には修正できませんので、後悔はしてくありません。
多くの方々をお待たせしてしまっているので、ずっとこの作業をするわけにいきませんし、待てば待つほど建築費は上がっていきそうなので、頃合いを見て決断するつもりですが。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。早く引っ越したい。着工もしてないけど。
南無阿弥陀仏
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