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8月のお寺の掲示板

8/1のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日から8月に突入しました。幼稚園に通う子供達のおかげで、親のこっちまで少し夏休み気分ですが、そんなことはお構いなしに時は進みます。


オリンピックで少し寝不足の日々が続いておりますが、その分楽しめているのも間違いありません。明日は日本の男子バスケの試合があります。珍しく18時からということで、健康的な時間に観戦できそうです。最後の試合にならないよう、精一杯頑張ってほしいです。


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8月のお寺の掲示板

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さて、ということで今日から8月になりましたので、お寺の掲示板を新しくしました。今月は、草書体になりますが、『海』と書かせていただきました。一文字だけの、いわゆる少字数の創作になります。


夏だから海、という安直な理由もありますが、浄土真宗では色んなところに出てくる漢字でもあります。この現世を表した『生死の苦海』や、阿弥陀様の本願の深さや広さを表した『本願海』など、他にも沢山あります。


恐らくですが、これは親鸞聖人が越後(現在の新潟県)に流罪になられたことが大きく影響しているのではないでしょうか。日本海を望みながら、その激しさや、全てを飲み込むような広さ深さ、そういったものから感化され、後に多くの言葉に適用していったのでは、と推察します。


さて、今回の書の論評ですが、少字数らしい勢いがそれなりに表現できたのではないかと思っています。へんとつくりが重なってしまったところがありますが、逆に言えばそれによって白を強調できたとも言えるわけで、悪くは捉えていません。特に一画目の点が強調されたのではないでしょうか。


書道教室で取り組む少字数でも、一文字だけを書くことは無くて、流れというかノリというか、そこらへんに手応えを得るまでに苦労しました。6枚くらい書いた気がしますが、それなりに納得できたものが書けて良かったです。


8月は旧盆があります。お寺としてお経を上げたりということはしませんが、もしお立ち寄りの際にはご覧くださいませ。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。少字数はトライアンドエラーがすぐ出来るから結構好き。



南無阿弥陀仏

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