宗教の成り立ち


こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。

本日は『宗教を知ろう』の打ち合わせで、梅ヶ丘教会の広田牧師にお会いしてきました。資料をご確認いただきながら、当日の流れを改めて説明させていただきました。特に問題なく進み、残すは本番のみ!という感じになってきました。

この資料作りをきっかけに、私自身もキリスト教やイスラム教のことを少しだけですけど勉強させていただきました。その中で思ったのは、どの宗教もその時代の思想に対するアンチテーゼとして出現してきた、ということです。神や仏に代表される様々な逸話や超常現象など、宗教を語る上では必ずこういった事柄が登場します。ただ宗教では、そこが一番重要では無いんじゃないかと思います。

例えば仏教は、当時のインドに根付いていた六道輪廻の思想から解脱するために説かれた教えです。六道輪廻や輪廻転生と言うと仏教オリジナルの思想だと思われますが、これらは仏教が生まれる前からインドではあった思想なんですね。

浄土真宗にしても、鎌倉時代という背景の中、修行をする余裕のない末端の民衆をも救いたいという想いから生まれた宗派です。

またキリスト教は、ユダヤ教に対して生まれた考え方です。限定された人しか救われないと説いたユダヤ教に対して、信じる者は救われると説いたのがキリスト教です。あんまり細かいことを話すと『宗教を知ろう』のネタバレになってしまいますし、何より私なんかがいろいろ言うとボロが出ますので詳細は避けますが笑、間違いなくその二つの宗教にはそういう関係性があります。

更にイスラム教は、そのユダヤ教やキリスト教を派生させた考えです。はい、上記と同じ理由で詳細は避けます。笑

さてさて。

そう考えていくと、宗教というのは人が作ったものなのでしょうか。もしくは、その時代を見た『何か』が地上に降り立って教えを説いたのでしょうか。僧侶の私がこんなことを言うのもなんですが、宗教と言うのは目に見えるものではありませんので、それを証明することはできません。

ただ、私たち人間は心の中で、何か見えざる大きな力と繋がっていたいという気持ちを持っていると思います。何かに救われたい、見守られたい、そういう願望があるはずです。それが浄土真宗でいう阿弥陀仏で、キリスト教で言うゴッドで、イスラム教で言うアラーという訳です。この三つの宗教には、こういうところにも共通点が見出せるような気がします。

色々話してしまいましたが、今度の『宗教を知ろう』が、参加された方々が宗教について考えるきっかけとなってくれれば嬉しいです。知れば知るほど面白いです。

『宗教を知ろう』パネルディスカッション

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南無阿弥陀仏

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