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声明から考える浄土真宗

こんばんは!

法善寺副住職の中山龍之介です。

本日は土曜日ということで、自坊での朝のお勤めはお休み。代わりに本山である浅草の東本願寺のお勤めにお参りしてきました。

1週間ぶりでしたが、声明の音がとても高くなっていて、声の低い自分には最後の方はついていけませんでした(汗)。高い音を出せるように練習しないといけないな、と改めて思わされた日でございました。

こちらには書いておりませんでしたが、先週の日曜に築地本願寺の朝のお勤めに行ってきました。(写真はその築地本願寺です)

同じ浄土真宗ですが、あちらは本願寺派、私達は東本願寺派ですので、細かい所作や声明のやり方が違います。印象としては、築地本願寺の朝のお勤めは初めての人でも声が出しやすい、優しい声明でした。そのおかげか、朝七時から始まるお勤めにも関わらず50人ほどが参詣されていました。

浄土真宗は民衆のための宗派です。どんな人でも阿弥陀仏によって救っていただける、という教えですので、声明も誰でも参加しやすいというのは良いなと思いました。ただ一方で、歌い上げるような声明も荘厳で良いですよね。

人によっては、お経は中身が大切だから声明は自由で良いということもありますが、声明という『音』から教化に繋がることもあります。キリスト教でも讃美歌がありますが、仏教も同じく、『宗教』と『音』は切っても切り離せない関係です。

私個人としては、普段の法事や行事のときには、お檀家さんも声を出せるように声明のやり方を広めていこうと思った一日でございました。

南無阿弥陀仏

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