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2回目の文字考ゼミ

2/5のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


何故か最近カメラ欲が出てきてしまい、インスタやら何やらでちょこちょこと調べています。撮った写真が素敵なのはもちろん、カメラ自体のデザインが可愛いものが多く、目移りしています。


とはいえ今までの自分の経験から、この欲は一時のもので、購入にまでは至らないだろうと見込んでいます。こういった欲の波はたまにあるので、いい加減付き合い方を覚えてきました。


そもそも高いから買えないというのもありますが、ネットサーフィンしながら欲を散らしていこうと思います。


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2回目の文字考ゼミ

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今日は2回目の文字考ゼミがありました。文字の起源やら成り立ちやらを勉強して、創作に生かそう、正しい字を書こうというのが目的のゼミです。


今日配られたプリントには、最初の数枚にいくつかの漢字が書かれていました。数年書道をやっていれば、ぱっと見で何となく言いたいことは分かりましたが、活字体と書写体で変化する漢字たちでした。


例えば『宮』なんかは、口と口の間のちょんが無くなるよねとか、『京』は真ん中の口が日になるよねとか、そんな感じです。様々な事情で、漢字は簡略化されたり変化したりしてきましたが、書写体は元の昔の字を採用する場合がほとんどです。


ちなみに、今日の例にも入っていましたが、今月のお寺の掲示板用に書いた『追』も、右上のちょんは無くなります。これでも一応知った上で書いてますので、忘れたわけでも誤字でもありません。あしからず。


漢字をきちんと理解すると、創作などで自分なりに変化させる時に役立ちます。もっと詳しく言えば、意味不明な変化を抑制してくれるので、筋の通った字になります。


先述の『京』なんかも、行書などで書く時に、真ん中の口を書いた後にまっすぐ下に下ろすのか、正しくは口ではなくて日だから、少し上に回してから下ろすのか、というところに違いが出てきます。ちゃんと上に回して書いていれば、『お、ちゃんと勉強してますね』となるわけですね。


書道は変化していますし、自由な書き方があっていいと思います。ただ伝統として、守らなければいけないこともありますし、最低でも知っておかなければいけないことがあるはずです。


守破離の精神を持って、まずは古典を知ることに努めたいと思います。型無ではなく、型破りを目指して。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。友が、右手2つから成る象形文字だってことを初めて知りました。



南無阿弥陀仏

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