2行で表現する


こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。

※写真は、妻が生けたお花です。ブログの内容とは関係ありませんが、最近頑張っていますので、掲載させていただきます。

  

今日の夜は、お寺でみんなで食事をしました。食事しか楽しみの無い生活ですので、こういう機会が有難かったりします。

 

それにしても、お酒に弱くなった気がします。今日もそんな対して飲んでいないのに、すぐに水に逃げてしまいました。それはそれで健康的で良いのかなと思いつつも、もう少し飲んでも平気な体でいたいなとも思います。コロナが明けたら、鍛え直します。

 

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新盆会の御案内準備

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さて本日お寺では、新盆会の御案内を準備していました。(日中の話です)

 

新盆会とは、忌明けの方々(49日を過ぎた故人のご遺族)が対象となり、改めて故人を追悼する法要のことです。東京では七月がお盆になりますが、その一週間くらい前に行います。

 

この新盆会ですが、前のブログでも書きましたが、例年は1日2枠に分かれていただき実施しておりました。しかし、その枠の数だと人が集まりすぎるので、3密を避けるためにも3日最大12枠に分けて、今年は実施します。

 

誠に勝手ながら、どの日にやるかはこちらで決めさせていただき、法要の開始時間は10時~13時までの1時間刻みで、第三希望までをお申込みいただく形式にしました。また、どうしてもこちらで指定した日程だと難しい方は、別の日のご希望も承れるようにしました。

 

対象となるご遺族には、それぞれの日程が予め書いてあるご案内をそれぞれお送りするようにしました。間違えて違う人に御案内をお送りしないように、トリプルチェックくらいしながら封詰めをしたので、大丈夫なはずです。(もし間違ってたらすいません)

 

新型コロナの影響もありますが、受付口を広げたので、例年通り皆さんが参加してくれると有難いです。ただ逆に、選択肢を多く設けた分、ご遺族が迷って決められず『面倒くさいからやめよう』となってしまわないかが心配です。選択肢は多ければ多いほどいいわけではないので。

 

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2行で表現する

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先日、広告代理店に勤めている方からお聞きしましたが、『全ての企画は2行で表現できなければいけない』そうです。ここでの『企画』とは販売促進のためのキャンペーンを指すことが多いと思いますが、これは何も広告業界に限ったことだけではないと思います。

 

何をやるにしても、シンプルで分かりやすい方が取り組みやすいです。分かりにくいキャンペーンなんかはそれだけで参加する気が失せます。(チョコバットのヒットとか2塁打とかよりも、ヤッターめんの当たり・はずれの方が分かりやすくて買いたくなるという、あれです)

 

例えばスーパーに行って、野菜コーナーに立ち寄ったときに、トマトが2種類売られていたとします。一つは真っ赤で美味しそうなトマトが200円で、もう一つは少し緑がかっていてまだ熟れていなさそうなトマトが50円で売られています。その二つの選択肢だったら、高くても美味しいものを買いたければ真っ赤な200円のトマトを買うでしょうし、カレーの隠し味に入れる程度だから安い方が良いやと思う人は50円のトマトを買うと思います。

 

しかし、トマトが10種類も売っていて、それぞれに『リコピンが従来の2倍!』とか『糖度がメロン並!』という謳い文句が書いてあれば、選ぶのが面倒になって『今日はトマト買わなくていいや』という気持ちになってしまいます。『種類豊富で良いでしょ!』というのは必ずしも当てはまらないんですね。

 

そう考えると、浄土真宗の教えというのはとてもシンプルで、多くの選択肢は与えていません。だからこそ多くの人の心に刺さる教えなんだと思います。

 

我々人間は所詮凡夫である

 

 

凡夫であるから現世で悟りを開いて仏になることは出来ない

 

 

仏になるには阿弥陀仏の他力に頼るほかない

 

 

阿弥陀仏が、ただ一心に我が名を称えよと言っている

 

 

その阿弥陀仏の誓願を信じよう

 

 

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・・

 

こんな感じでしょうか。ざっくり言えば、『私たちは凡夫で悟れないから阿弥陀仏に救っていただこう』という事になると思います。浄土真宗を説明するのには2行も必要ありませんでした。素晴らしい。

 

このようにシンプルなはずの浄土真宗の教えですが、それでもなかなか疑念無く頂くことは出来ません。しかし、そんな疑念を抱いてしまう凡夫だからこそ、阿弥陀仏によって救っていただけるんですね。何とも有難いことです。

 

やっぱり最後には、これを称えずにはいられませんね。

 

 

南無阿弥陀仏

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