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黄州寒食詩巻跋の提出

  • 執筆者の写真: Nakayama Ryunosuke
    Nakayama Ryunosuke
  • 2022年9月27日
  • 読了時間: 3分

9/27のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は安倍元総理の国葬がありました。テレビにかじりついて見ていた訳ではないので詳細は分かりかねますが、菅元総理の弔辞がニュースに上がっていたのでそこだけ読ませていただきました。さすがに長年近くで時を過ごしてきた方ですので、感情を揺さぶられる、とても良い弔辞だなぁと率直に思いました。


冒頭の辺りで、『あれからも朝は来て、日は暮れていきます』と仰っておりましたが、確かにその通りで、誰が亡くなろうが生きようが、地球は変わらず回り続けて、同じような1日が繰り返されていきます。そういった時の流れが悲しみを癒してくれる一方で、そんな毎日にいたはずのあの人がいないことによってより寂しさを感じます。


そんな悲しみの、少しですが区切りの役割をしてくれるのが葬儀なのかもしれません。色々言われていた国葬ですが、少なくともこれで少し気持ちに区切りを付けられた人は多かったんじゃないでしょうか。改めて、安倍元総理のご家族の方々、ご親戚の方々、ご友人の方々にお悔やみ申し上げます。


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久々の書道教室 =============


そんなこんなで、打って変わりまして、午後からは書道教室に行ってきました。先々週に課題提出には行きましたが、授業自体はとても久しぶりです。ちなみに9月まで月2回に変更しており、10月以降は月4回に戻すか検討しておりましたが、仕事の様子を見る限りしばらくは厳しそうですので、月2回にて引き続きやっていきます。


今日は授業に入る前に、これまで何週にもわたってやってきていた『黄州寒食詩巻跋』の提出を行いました。本当なら前回で提出だったのですが、あまりにも出来がよろしくなかったので(字自体は褒めていただきましたが、1・2行目の行間が空きすぎた)、書き直しの宿題をいただいておりました。ということでそれを見ていただき、無事にクリアとなりました。


なんかこうやって写真で見ると、相変わらずイマイチな気がしますが、とりあえずはハードルを越えられたということで喜んでいます。正解が明確な分、臨書に完璧を求めすぎると沼化しますので。


そして授業に入りました。ここからは『漢詩に触れる』ということで、日本教育書道芸術院の創設者でもある大溪洗耳先生が書かれた漢詩の作品を臨書することになりました。大溪先生の書かれた作品は、いわゆるキレイな字ではなくて創作になります。おそらく書道始めたての私が見たら、悪い意味で『なんじゃこりゃ』と思っていたでしょうが、今見ると良い意味で『なんじゃこりゃ』になっています。そんな作品を臨書するわけですから、そりゃ大変です。とりあえず頑張ります。


そして後半は毎月の課題(濫觴)の制作です。ありがたいことに先生からの説明があり、なるほどなるほど、とメモを取りながら、聞いていました。ただ、先生が仰っておりましたが、言われていることは毎月ほとんど一緒で、ポイントは3つくらいだそうです。確かにその通りだなとは思いますが、言うは易く行うは難しですので、なかなか実践は難しいところです。


ただ、チャレンジし続けないと身に付きませんので、上手くいかないからやーめた、とならないように、アタックし続けたいと思います。とりあえず今月は、『前の字に、次の字を入れ込む』のと、『前の字のヘンもしくはツクリで受けて、左右のどちらかに空間を作り出す』を意識して創作を書いてみようかなと思います。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。書道上手くなりたい。



南無阿弥陀仏

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