野仏カレンダーの今後
こんばんは。
法善寺副住職の中山龍之介です。
本日は週の始め、月曜日でした。午前中は妻も母も用事があり、珍しく私と祖母で息子の子守をしていました。思ったよりも良い子にしてくれて、一人遊びする時間も増えたし、成長を感じます。ただやっぱりずっと付きっきりになるのは大変です。改めて妻には感謝です(ついでに母にも)。
お昼には妻が戻ってきたので、午後はたっぷりと仕事出来ました。
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野仏カレンダーの進捗
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そんな今日の午後は、カレンダーの申込締め切りが昨日だったので、数の集計と、まだご返信いただけていなかったところにお電話をして注文数を直接お聞きしました。
もちろん個々のお寺によって状況は異なりますが、俯瞰した視点で見れば少子化・人口縮小という流れを受けて部数は減っている印象です。また、今年は新型コロナウイルスの影響もあり、何かの行事に合わせてカレンダーを門徒さんにお配りしようとしているお寺からすれば、発注を出しにくい状況です。当然ながら、今年中にコロナが収束するとは考えにくいので、こればっかりは致し方ありません。本当に至る所にコロナの影響が出てきています。
ちなみに法善寺では、年末発行の会報誌『家庭通信』などと一緒に、全門徒さんに郵送しています。カレンダーをくるくる丸める作業は、世話人の方々に手伝っていただいております。相当な数がありますのでかなり大変なのですが、本当にありがたいことです。
さて、私自身、この『野仏カレンダー』のデザインはかわいくて味があって良いと思っていますが、正直な話、このまま縮小していったら、カレンダーの制作自体を続けるのが難しくなる日が来てしまいます。楽しみにしてくださっているお寺さんもいらっしゃるので、それだけは避けなければいけません。(ご安心ください、当分はまだまだ大丈夫そうです)
どうしたもんかなーと考えながら、まだそこまで切羽詰まっていないこの状況で動いた方が良いと思い、色んな手を打っていくことにします。どちらにせよ、間もなく印刷の発注をかけるため、恐らく今年は間に合わないので来年以降の話になると思いますが、私の妄想にお付き合いください。
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さて、どうしようか
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まず始めに、カレンダーの『売上金額を伸ばす』というゴールにしてしまうと、単価に手を加えることも視野に入れなければいけなくなります。それは各寺院への負担を増やすことになりますのでしたくありません。なのでここでは、『販売部数を伸ばす』という目標で動いてみようと思います。
今回のカレンダーに限らずですが、こういった場合に考えられるポイントは3つ。『頻度を増やす』『単価を上げる』『客数を増やす』です。分かりにくくて申し訳ないのですが、この場合の『単価』は1部当たりの価格ではなく、1寺院当たりの発注数を指します。前述の通り、価格は据え置きにしたいので。
まず『頻度を増やす』ですが、カレンダーは年に1回の季刊商品なので難しそうです。谷内さんの版画を使って、カレンダーではないものを作れば別ですが、それを1から作る方が大変ですので、今は考えないでおきます。
次に『単価を上げる』ですが、各寺院の発注数は私にコントロールできることではありません。それこそ個々の事情もありますので、コントロールできませんしコントロールするべきではないと思います。(しようとすれば必ず痛い目を見ます)
となると『客数を増やす』が一番現実的な、販売部数を伸ばす方法になってきそうです。そうなると、販売先のお寺を増やすのもそうですが、そもそもお寺以外に販売することも視野に入れていい気がします。
例えば本屋さんや雑貨屋さんに取り扱ってもらえないのか、もしくは個人に直接販売できないのか、はたまた海外に売れないだろうか、、、こんな風に考えると色んな可能性がありそうです。
本日手始めに、ネットで検索して出てきた雑貨の輸出業者さんにメールを送ってみました。相手からすれば私は一見さんですので、そもそも相手にしてくれない可能性も高いですが、第一歩という事で無視されても良しとします。めげずに、こんな感じで動いていこうと思います。
もしどなたか、カレンダーの販売に興味のある方、もしくは個人的にカレンダーを購入したい方はご一報ください。写真では法善寺の名入れがされていますが、名入れ無しのものもあります。条件などもご相談させてください。
それでは、妄想にお付き合いいただきありがとうございました。
南無阿弥陀仏
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