論語を創作に落とし込んでいく
1/24のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
今日は久々に高校時代の友人に会う事が出来ました。高校のときはほぼ毎日会っていたのに、この歳になると1年に1回でも会えば良い方です。ちなみに今日会った友人は、7-8年ぶりでした。
会えば当時の話に花が咲き、タイムスリップしたかのようです。もうお互いアラフォーであることに気が付かないまま(見て見ぬふりをしたまま)、楽しい時間は過ぎていきました。
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論語を創作に落とし込んでいく
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昨日のブログの続きになりますが、論語を題材に書道するべく、準備を進めています。少しずつではありますが、このブログと同じで継続が大事ってことで、日進月歩やっていければと思います。
論語を書く、といっても全文にするととてつもない長さです。どこを抜粋するかという問題になってきますが、まずは頭から書いていこうかなと思います。良い言葉だらけなので悩みましたが。
ちなみに今回の紙は、53cm x 234cm x 6枚というサイズにしようと思っています。とてつもない大きさに感じますが、会場である六本木の国立新美術館は広いので、これくらいのサイズでも馬鹿でかくは見えません。
6枚ですが、全部同じ様に書くつもりはありません。小さい字でつらつらと書いていくパートを4枚、その中から言葉を抜粋して少字数として書くパートを2枚にしようと考えています。そして、小2・大2・小2という組み合わせにするつもりです。
ちなみに、最初の章は『学而第一』と名付けられています。16の弾薬から構成されていて、これまた全文書くとなると長くなってしまいます。なので、10くらいまで書ければ良いかなぁくらいの見積もりです。
その中から少字数の言葉を2つピックアップするわけですが、今のところ『本立而道生』と『溫良恭儉讓』を書こうかなと考えています。根本が定まって初めて進むべき道も見えてくる、という意味の言葉と、五つの徳を表した言葉です。
論語は、七言絶句や五言律詩というような、決まった形はしていません。故に切れ目が難しく、そこを把握するには読み込んで書き込んでいくしかありません。また、『子曰』というフレーズが何度も出てくるため書き分けが難しそうです。
課題は山積みですが、自分で決めた題材なので、気持ちは前向きです。まずは来週先生にお見せする機会がありますので、そこに向けて1枚なり2枚なり書いていければと思います。引き続き頑張って参ります。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。今の世界に足りないのは、論語の精神かもしれません。
南無阿弥陀仏
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