誰がリーダーをリーダーたらしめるのか
こんばんは。
法善寺副住職の中山龍之介です。
今日は久々にお酒を飲みました。ご飯もたくさん食べたので、お腹パンパンです。若干気持ち悪さもありますが、何とか少しでも読み応えのあるブログに出来るように頑張ります。
誤字脱字があっても、優しい気持ちで受け流して下さると幸いです。
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会場観覧は締め切りました
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さて、連日投稿させていただいている『宗教を知ろう』ですが、おかげさまで会場観覧は締め切らせていただきました。定員を超える方にお申込みいただき、お断りする方も出てきてしまいましたが、ご理解いただけると幸いです。
元々は、法善寺の門徒さんを第一ターゲットとしていた企画で、昨年はあまり多くの方にご参加いただけなかったので改善しなければなーと思っていました。今年も、コロナの影響もあってか滑り出しは良くなかったのですが、ここにきて多くの方にお申込みいただくことが出来ました。LINEで直接お願いさせていただいた方もいらっしゃいますが、昨年よりも多くの門徒さんにご参加いただけるのはシンプルに嬉しいことです。本当にありがたいです。
当日のスライドも出来上がってきましたので、あとはリハーサルを重ねて、当日の進行に問題が無いように努めるだけです。引き続き頑張ります。
↓↓『宗教を知ろう』詳細・申し込み↓↓
https://www.houzenji.org/post/shukyou-wo-shirou-2020
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誰がリーダーをリーダーたらしめるのか
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リーダーの定義を考える時に、面白いたとえ話があります。(ご存知の方も多いかもですが)デレク・シヴァースという方がTEDのプレゼンで発表した内容から引用します。
デレクさんは、いかにリーダーが生まれるかという話をするときに、このような映像を使われたそうです。
1.<ひとりの男性が裸でデタラメに踊り出し、周りは笑って見ている>
2.<ひとりのフォロワー(追随者)が同調して、一緒に踊り始める>
3.<そのフォロワーが、最初の裸の男性と同じように踊り周りに見せる>
4.<さらに2人目のフォロワーが加わることで、次々とほかの人も踊り出す。>
5.<このとき、最初に踊り出した裸の男は一緒に踊る人を対等に扱う。そして、フォロワーが次々と友達に声をかけていくことで、みなが一緒に踊り出す>
6.<たったひとりで踊っていた裸の男性を中心に、大勢の人間が加わり取り巻いていく。加わらない方がむしろバカにされる状態になりそうな勢いになる>
この中でリーダーなのは、お分かりの通り、最初にデタラメに踊りだした男性です。この人が踊ったからみんな踊った、ということです。
ただ、この人は元々リーダーだったでしょうか?リーダーを生み出したのは誰でしょうか?その答えは、最初のフォロワー(追随者)です。この人がフォローしなければ、最初の男性はただただデタラメな踊りをしている変な人です。最初のフォロワーが付いたことで、2人目3人目・・・と大勢の人が取り巻いていくことになるわけです。
生意気ながらに今回の『宗教を知ろう』のリーダーが私だとするならば、リーダーたらしめてくれたのは間違いなく参加してくれた方々です。もっと言えば、門徒さん、総代さん、そして総代の代表の方がそれぞれ参加してくださり、周りの人も誘ってくださったから、今回の『宗教を知ろう』が成り立ち、私が裸の大将にならずにすんだわけです。改めて、本当にありがとうございます。
まだ開催していませんが、今回の『宗教を知ろう』を企画・運営していく中で多くのことを学べました。やっぱり行動すると何かが生まれます。面白いものです。
開催まであと3週間を切りました。動画配信でのご参加はまだまだ受け付けておりますので、是非よろしくお願いいたします。
南無阿弥陀仏