良い子ってなに
5/13のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
フィットの一年点検に行ってきました。もう1年経ったのか、と時の流れの速さを感じると共に、快適に乗れていることに改めて感謝の気持ちが湧いてきました。燃費も良いし、クルーズモードは楽ちんだし、意外と中は広いし、親父には悪いけど、アルトワークスから買い替えて本当に良かったと思っています。
特に問題はなく点検は終了。次の点検は半年後だそうです。フィット君、引き続きよろしくお願い致します。
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良い子ってなに
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お寺で飼っていたダックスが亡くなってから1ヶ月ほどが経ちました。実は私がいま住んでいる家でも犬(チワワ)を飼っていて、お寺に行く時には大体いつも一緒に行動しています。お寺に着いたら居住スペースに放って、帰る時にはそこから連れて帰る、という流れです。
ダックスがまだ元気だった時は、まだ帰りたくないのか、連れて帰ろうとすると吠えて噛まれそうになることも度々ありました。その頃は、チワワは気位が高いからな、と諦めていましたが、最近は大人しく抱っこされてくれるので、簡単に連れて帰れます。おそらく居住スペースで1人でいるのが寂しいんでしょう。我々も、日中はあまり居住スペースには戻らないので。
そんなチワワを見て、『良い子になったな』と思いましたが、ふとその『良い子』という自分自身から出てきた言葉に引っかかりました。子供を褒めたりする時にも『良い子だね』と言ったりしますが、良い子って何なんでしょうか?果たしてチワワは、本当に『良い子』になったのでしょうか。
大抵の場合、良い子=言うことを聞く子、というのが成立するんじゃないでしょうか。大人の都合の良いように動いてくれる、だから良い子なんだ、とこちらは思います。今日はご飯を残さず食べてくれた、今日はお風呂にすんなり入ってくれた、今日は手を繋いでまっすぐ歩いてくれた、こんな時にふと『良い子だね』と褒めていますが、それって『良い子』なんでしょうか。悪い子ではなさそうですが。
そもそも子供に対して、良いとか悪いとか言えないのかもしれません。そんな大人の尺度で測っていたら、それこそ子供がかわいそうで、興味があることを一緒に学んだり、得意なことを伸ばしてあげたり、小さなことでも褒めてあげたり、そうやって伸び伸びと過ごさせてあげることが子供のためなんじゃないでしょうか。
もちろん世の中にはある程度最低限のルールがあって、それを守るためにも親の言うことや大人の言うことを聞くことは大切です。でも、言うことを聞くから良い子、手が掛かるから悪い子、というレッテルを貼るのは宜しくありません。
大人としては、そんな尺度で測ったつもりはなくても、『良い子』『悪い子』という言葉に引っ張られて子供を見てしまうことだってあるはずです。こちらの勝手な尺度で子供を見ないようにしないといけないな、と犬を見て感じた今日この頃でした。
今日もブログをお読みいただきありがとうございます。かと言って、言うことを聞かないとイライラしてしまうんですけどね。
南無阿弥陀仏
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