自分から離れる

こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日はどえらい寒い1日でした。気温というよりも風が強いタイプの寒さで、耳が千切れそうになります。先日、折角ニット帽を買ったのにこんな日に着けないなんて、何のために買ったのか分かりません。明日も寒いみたいなので、リベンジします。


木曜日は習い事デーという事で、声明学園が終わった後にお寺に残ってセコセコと仕事をしたりブログを書いたりしています。ちなみに最近の声明学園はオンライン授業がメインになっていますので、授業風景を録画してすぐにYouTubeにあげて、生徒さんたちが復習できるようにしています。やっぱり生で受ける授業の質には敵いませんので、せめてもの足掻きです。


YouTube上の動画は、生徒さんたちしか見られない設定にしており、一週間後には非公開にするサイクルで回しています。撮って出しなのでそんな大変な作業ではなく、やりながらこのブログを書くくらいの余裕はあります。テクノロジーって有難いですね。



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自分から離れる

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さてさて、今日は習い事デーという事で、午前中には書道に行ってきました。3月号の競書はまだ発売されていないんですが、2月号の課題の結果だけは発表されていましたので先取りして見てみました。『条幅 楷書』は上手くいけば『天』の次の『褒嘉』に上がれるところだったんですが、残念ながら『天』にステイすることになりました。2ヶ月連続で各クラスの上位に選ばれないといけないというのは、なかなか難しいハードルです。


ただその代わりに、『条幅 漢字』が『地』から『天』に上がりました。苦手な分野だったので、これはとても嬉しい結果です。他にもあと2つ『地』の課題がありますが、どちらも今月頑張れば『天』に上がれそうなところまでは来ています。あと数か月で卒業と言うのに『地』ではカッコつかないので、何とか全て『天』以上にするべく頑張ります。


課題の話は置いておいて、法帖について少し書かせていただきます。今はひらがなを学ぶ期間でして、今日のは短歌を半切に臨書しました。石川啄木や良寛の歌をいくつか書きましたが、お手本(創設者:大溪洗耳書)のように書くのは難しい、というか無理です。


書道を始める前までであれば、恐らくあのお手本を見ても『なんじゃこれ、上手いのか?』と思っていたと思いますが、今ではその奥深さが少し分かりますので、シンプルに『やばっ』と思っています。『この筆の運びでここで筆開かせるってどうやってんの?』とか『え、このタイミングで何でまだ筆に墨残ってんの?』とか、実際に書いてみると私では実現できないようなことがお手本ではバンバンと繰り広げられています。大溪洗耳先生は魔術師だったんだと思います。

#きっとそうだ


写真のが、今日臨書した短歌の一つです。良寛の『ひさかたの雲居をわたる雁がねも羽しろたへに雪や降るらむ』という短歌です。雪の中の雁を謳った短歌だそうです。美しいですね。


臨書を見ていくと『か』『る』『た』など、複数回出て来る文字は同じように書かれていません。文字の表情を変えるのは簡単なようで難しくて(少なくとも私にとっては)、どうしても自分の書き慣れたように手は動いてしまいます。意識しすぎるくらい意識しないと、自分の固定概念からは離れられないので、大げさなくらい書いてみるのがコツだと思います。それでも全然離れていない時もあるくらいです。


ブログを書きながら改めて見てみると、あまり潤渇が出ていませんね。磨った墨だと筆が開きにくいため擦れを表現するのが本当に難しいです。お手本を見ると『雲』の『云』の部分なんかは擦れまくってますので、そういうところもきちんと臨書しきりたいところではあります。


まあ反省点を上げたらきりがありませんが、とりあえずは前よりは全然上手くなっていると思います。大分自分の書き慣れた字からも離れることが出来てきた気がします。この感覚を3月号の課題にも生かしていければ面白い作品が作れるのではないでしょうか。


そろそろ卒業制作も意識しなければいけません。忙しいですが、エイヤーで頑張っていきます。押忍。



南無阿弥陀仏

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