習い事デー
- Nakayama Ryunosuke
- 2020年9月17日
- 読了時間: 4分
こんばんは。
法善寺副住職の中山龍之介です。
お昼にラーメン(二郎系汁なし)を食べたせいか、夜の9時を過ぎてもあまりお腹が減らずにきています。一食で見ればカロリー爆弾ですが、一日のトータルで見ればダイエットになるんじゃないか、という淡い期待を抱いています。
更に今日はこれから走ってやろうと思っています。コロナ太りしてますので、痩せます。頑張ります。
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声明学園 第2週
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さて、本日は木曜日、ということで声明学園の日でした。先週から始まっていましたが、最初はオリエンテーション的な回でしたので、本格的な授業は今日からとなります。
今日は正信偈の草四句目下(そうしくめさげ)をやりました。浄土真宗ではおそらく一番読まれる偈文の正信偈、そしてその正信偈でおそらく一番読まれる読み方の草四句目下です。
私は小さい時からほぼ毎朝祖父と一緒に称えているので、正直慣れてはいますが、改めて授業を聞くことで再確認できることがあったり、なあなあで読んでしまっているところをはっきりさせられたりします。
特に音程については、自分ひとりでやっていると狂ってきますので、先生に聞いてもらえるのは貴重な機会です。今でもほぼ毎日称えていますが、『じゃあ一人ずつ読んでみようか』には緊張してしまいました。何とか乗り越えられてよかったです。
声明学園は、来週はお彼岸なのでお休みとなります。次回は10月1日です。途中からでも入学できますので、ご興味のある方は是非。
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建中告身帖 最終回
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また、今日は木曜日なので書道の日でもあります。今週は無事に、木曜午前というホームの時間帯に通うことが出来ました。
来週はお彼岸なので、今週中に競書7種類全てを提出しようと思ったのですが、結局書ききれず、来週に持ち越しとなってしまいました。その中でも今日は3種類だけ提出できたのですが、中途半端にブログに書くのもアレなので、来週まとめてご報告しようと思います。
競書はそんな感じで、法帖は先週に引き続き『建中告身帖(けんちゅうこくしんじょう)』の臨書をしています。この法帖は全2回ですので今週で終了となります。ちなみに前回の法帖は『祭姪稿(さいてつこう)』で、どちらも顔真卿(がんしんけい)が書いたものです。
祭姪稿もそうでしたが、建中告身帖はより特徴的な字で、蚕頭燕尾と呼ばれているそうです。書きなれない書き方でしたが、頑張って書いていると、『祭姪稿もそうでしたけど、中山さんは顔真卿の臨書が上手ですね』とお褒めの言葉を頂きました。とても嬉しいですし、勝手に顔真卿に親近感が湧いてきました。相手は唐の四大家の一人ですが、親戚感覚です。
そしてなんとなんと、本来は建中告身帖は提出の無い法帖だったんですが、参考作品として貼ってくださるとのことで先生のもとに私の臨書が旅立っていきました。皆さんの目に触れるのはちょっと恥ずかしいですが、やっぱり嬉しさの方が勝ります。『誰かに認められる』っていうのは何歳になっても嬉しいものです。

自分で言うのもなんですが、今の私は書道がめきめきと上達してきています。仕事で筆で字を書くことが多いからかもしれませんが、やっぱり書道教室で色んな作品に触れて、色んな書き方を学んだことが自身の力になっているんだと思います。
通い始めた頃は不安でしたが、何とか頑張ってきたかいがあったと思います。日本教育書道芸術院、おススメです!
ただ次のステップとしては、自分で創作できるようになることです。臨書は真似をする書き方なので良いのですが、競書は自分の書き方で書いていいものです。というかむしろ、先生の真似をするのではなく、自分で書きたいように書かなければいけません。
今日先生にも言われましたが、このまま自分で創作しないまま行くと、真似することばっかりが上手くなって、自分の本当の実力との差がどんどん広がっていってしまいます。真似すれば上手く書けるのに、いざ自分で書いたらへたっぴ、そんな自分が認められないから書道から離れてしまう、という人も少なくないそうです。
上達したとは言ってもまだまだなこの時期から自分で創作できるようにしておけば、書道がどんどん楽しくなる、とのことでした。下手な作品を書いたところで、失うものなんてありませんので、恥をかきながら頑張っていきます。
南無阿弥陀仏
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