税と名のつかない税金
5/20のブログです。
こんばんは。
法善寺住職の中山龍之介です。
昨日発生した、飼っている犬(チワワ)の手羽元丸飲み事件ですが、時間が経ちましたが特に変化はなく、幸い大事には至らなかったみたいです。心なしか元気はありませんが、苦しんでいる様子はありませんし、とりあえず一安心です。
ただまぁ、あれだけの骨が本当に溶けるのか、未だに半信半疑です。獣医さんが言うので間違いはないのでしょうが、人間であれば自身の大腿骨を飲み込んだくらいのインパクトでしょうから、少し信じられません。
引き続き様子を見守っていきます。
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税と名のつかない税金
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さて、今日は午後に税務委員の仕事として、6月からの住民税額のお知らせを各寺院にお配りしました。
正確には『住民税課税決定通知書』というらしいですが、こちらに区から届いた時には3枚綴りになっていましたので、それを切り取り線で切り取って各寺院向けにまとめ直し、まとめたものを封筒に入れて各寺院にお届けした、という形です。
運動にもなるので歩いて回ったのですが、ちょうど良い気温でとても気持ちが良かったです。目的地は近場のお寺たちとは言え、20カ寺以上も回りましたのでそれなりの距離にもなりました。見立て通り、良い有酸素運動になりました。
それにしても、税務委員を務めてからようやく税金に対してのアンテナを張り始めた私ですが、税金の種類の多さ、そしてそれらが合わさった時の額の高さには驚きます。源泉所得税、住民税、社会保険料、年金、などなど、ありとあらゆる手を使って搾り取ってきます。
特に個人的にたちが悪いなと思うのが社会保険料で、『税』と名がついていないくせに強制的に支払わないといけません。
また、払ってるこちらとしても『保険と名がついているし、ゆくゆくは自分のためになるのかな』と少し悠長な気持ちになりながら支払っています。社会のために使われる、という点においては税金と何も変わらないくせに、です。
そして何より許せないのが、年々密かにその額が上がっていることです。それこそ、『税』と名がついているものが上がれば国民のアンテナがバシッと張っているのでやいのやいの言われるでしょうが、社会保険料はほとんどスルーされている気がします。繰り返しますが、強制的に支払わなければいけないくせに、です。
更に言えば、この手の金額がここから下がることを見込めないのも、残念に思います。少子高齢化で若者世代の負担が増える、と長らく言われてきましたし、言葉では理解してきたつもりでも、実際にその現実を生きてみるとなかなかハードです。
ただまぁ、、、税金のことになると少しヒートアップしてしまいますが、その税金のおかげで様々な社会的サービスを受けられているのも事実なはずです。失ったものに未練を残すのではなく、得られるものに有り難みを感じながら、今日も床につきたいと思います。
今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。いやでも、しれっと引き上げてるのは看過できない。
南無阿弥陀仏
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