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矛盾を享楽する心

  • 執筆者の写真: Nakayama Ryunosuke
    Nakayama Ryunosuke
  • 4月17日
  • 読了時間: 3分

4/11-4/17の週ブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。



最近よく写真を撮るようになりました。お寺の風景撮影はもちろんですが、普通の外食にも持ち出すので、妻から『また持ってきたの?』と言われながら、パシャパシャしております。ちなみに、とあるYouTuberの方が、写真上達したかったら年に最低でも1万枚、月に約1,000枚は撮れと仰っておりましたので、その指示に従って頑張っています(二ヶ月連続でクリア)。


撮るだけではなく、RAW現像と呼ばれるデータの補正も苦なく出来ておりますので、インスタグラムをちゃんと稼働させてみようかなと思い立ちました。前は更新していた時期もありましたが、最近はめっきり見る専門になっていたアカウント、もし宜しければフォローしていただけると嬉しいです。


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矛盾を享楽する心

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幸か不幸か、私はこれまでの人生で、根っからの悪人というものに出会ったことがありません。評判に聞く根っからの悪人がいたとしても、実際に会えばそんなことはなく、ある一面を拾われて悪評が立っています。


また同じように、根っからの善人にも会ったことがありません。初めの印象で、すごい良い人だなと思って距離を縮めると、どこかしらの悪い部分が見えてきます。これらは決して嘆いているのではなく、様々な面を抱えているのが人間という社会的生物なんだ、ということです。


こういうことに気が付いたのは、大人になってからでしょうか。子供のころは二元論で物事を判断していたきらいがありましたが、様々な人と出会う中で目が覚めた気がします。


更に言えば、人間はこういう二面性を楽しむという性質もあるみたいです。良い人の悪い部分見えたことで、『人間味があってより好きになった』ということはザラにあります。


またこれらは、キャンプを楽しむという心にも少し通じるところがあります。便利な生活を求めているはずなのに、ガスもなければ冷蔵庫もないといったキャンプ生活を楽しむのも、我々人間です。


二面性というと矛盾と捉えられてしまうかもしれませんが、こういう矛盾を誰しもが抱えているわけです。SNSを開けば、多くの著名人が、矛盾を指摘され叩かれていますが、叩いている方だって清廉潔白なわけがありません。自分だって矛盾しているし、それこそが人間です。


そういう矛盾を楽しむ心を、『享楽』と言ったりするみたいです。享楽心と共に日々を過ごせれば、人生明るい方向に向くんじゃないかなと思ったりする、今日この頃でした。


今日もブログをお読みいただき、ありがとうございます。改めまして、インスタのフォローお願いします。



南無阿弥陀仏

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