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発信力とは


こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。

 

今日は日差しも強く、とても暑い一日でした。

 

明日は更に気温が上がり、木曜日からは雨の予報みたいです。ついに梅雨入りも見えてきました。季節はコロナに影響されることなく巡っていくわけですね(#それでも地球は回ってる)。

 

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『宗教を知ろう』のプレスリリース配信

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さて、今日は『宗教を知ろう』のプレスリリースをメディアの方々にお送りしました。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、プレスリリースとは新商品や企画やイベントのお知らせをメディアの方にお伝えするもので、『こんな情報あるんですけど、媒体に載せてもらえないですかね?』という感じのものです(#ざっくり)。

 

もしかしたら今時古い手法なのかもしれませんが、これしか知りませんし、長年使われてきた手法には間違いないので信頼も寄せながら愛用しています。

 

プレスリリースを送ることで『宗教を知ろう』が媒体に掲載され、多くの方の目に触れて、集客につながる、という図式です。実際昨年もこれをきっかけに来られる方も多くいらっしゃいました。宗教誌は数が少なくてニッチな分野ですが、その分特定の人に刺さりやすいんです。ありがたし。

 

ただ現代ではSNSのおかげで、個々人が発信できる時代になりました。つまりは誰もがメディアになれ、発信力を持つことが出来ます。しかし私は、あんまり発信力を持っていませんし、あんまり持とうとも思っていません。

 

これにはいくつか理由があります。その理由を少し書いてみようと思いますが、それらはあくまで『そもそも発信力を持てない』ことから来る負け惜しみの上に成り立っていることを、先に言い訳しておきます。

 

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発信力とは何なのか

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私個人のSNSもそうですが、法善寺のホームページも、インフルエンサーのような方々に比べたら全く大したことがありません。というか、少し人気の一般人に比べても大したことありません。そういう意味でも、私は発信力の無い方だという自覚があります(泣くのはまだ早い)。

 

ただ、私は法善寺の副住職として、一番大事にすべきはお寺を支えてくださっている門徒さんたちです。その方々には、会報誌の『家庭通信』、普段のお勤め、年間行事、などなどで、私の存在を認知していただいていると思っています。もちろん、全員が全員、私をご存知だとは思いませんが、2年前のお寺に入った頃に比べれば雲泥の差のはずです。

 

幸いなことに、そういった方々には、私が伝えようと思うことが伝えやすい環境にいます。『家庭通信』なんかが良い例です。作るの大変ですけど、会報誌というのは本当に良いコンテンツです。またブログもそうです。意外と『読んでますよ』というお声を頂きますので、それが大変うれしいですし、励みになりますし、手を抜けないという気持ちになります。

 

そういう感じで、狭く深くをモットーに活動しているので(というかそれしか出来ない)、SNSなんかの『広い発信力』はとことん無いです。そのことに悲しくなりそうな気持ちを、前述のような言い訳で抑え込みながら毎日ブログを書いています(改めて文章として書くとやっぱり泣きたくなる)。

 

それこそ、阿弥陀仏のような尽十方に降り注ぐ無碍な光となれれば、と夢に思います。

 

それでもまあ、出来ないことや向いてないことをクヨクヨ言っても仕方ないので、前向きに進んでいきます。もし広い発信力が欲しくなったら、間違いなくプロに相談すると思います。しかし、『狭くて深い発信力』をこれ以上ないほど手に入れられた、と思えることが大前提で、そんな日も来ない気がしますので、やっぱり地道に頑張ろうと思います。

 

お寺の行事としては、6月はスローな月ではありますが、年忌法要の数も段々と戻ってきています。そして7月にはお盆もありますので、頑張っていきます。阿弥陀様と同じ、前のめりな姿勢で。

 

 

南無阿弥陀仏

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