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男のカッコよさ

  • 執筆者の写真: Nakayama Ryunosuke
    Nakayama Ryunosuke
  • 2020年10月6日
  • 読了時間: 3分

こんばんは。

法善寺副住職の中山龍之介です。


ワンピースの無料公開部分のお話を読んでいたら、面白すぎてまんまと課金してしまいました。以前、Amazon Musicでも無料体験からの課金と言う轍を踏んでおきながら、またしてもやってしまいました。妻からも『この手法にはハマるね』と言われてしまいました。


でもワンピースは面白いし、Amazon Musicでは色んな良曲が聞けるし、課金したって良いんです。良いサービスにはお金を払うのは世の常ですので、これこそがこの世界で生きている証とも言えます。だから間違ったことはしていないのです。


そんな私ですが、今日は『男のカッコよさ』について書いてみようと思います。

 

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男のカッコよさ

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さて、本日は午前中に一件年忌法要があり、午後はとあるお寺に出向き、法要の動画配信の仕方についてお話させていただきました。そこのご住職には色々とお世話になっておりまして、私なんかで力になれればと思い、微力ですがご協力させていただいた形です。


その方は今年還暦を迎えられるそうなのですが、嫌味でも何でもなく、その年齢で新しいことを取り入れようとして、めちゃくちゃ年下の私に相談されたわけで、その姿勢には本当に感服します。私は現時点でさえ年下から学ぶのに少し抵抗があったりしますので、還暦を迎えるころにはどうなっていることやら。いくつになっても学び続ける、誰にでも教えを請う姿はお手本にするべきだなーと思いました。カッコいいです。


少し前までは、何でも自分で出来て一人で走る人がカッコいいと思っていましたが、最近は周りを巻き込んでみんなで楽しく進んでいく人の方がカッコよく思えます。男は何歳になっても『カッコよさ』に憧れると思いますが、その価値観は年々変わっていくものです。その時の年齢、家族構成、時代背景などなど、様々な『縁起』によって私自身が変わっていっているからでしょうか。


それこそ中学生の頃なんかは、ルックス一点張りでカッコよさを考えていた気がします。みんな思春期でしたし、ワックス付けたりナイキのダンクを履いたりしてカッコつけていました。思い返せば、生活指導の先生が『男のカッコよさはそんなところじゃねえだろ』的なことを言っていましたが、その頃の自分には良く分かりませんでした。


大学生や社会人になると、バリバリと仕事して結果を出す人がカッコよく見えます。周りがどうこうではなく、自分がいかに活躍するか、それが一番大切な要素だったように思えます。


ただ、結婚すると家族を大事にする人がカッコよく思えてきます。それは子供が生まれると尚更です。色々な事情があると思いますが、家族をないがしろにしている男の人はあまりカッコよく思えません。(こんなこと言っておいて、自分の家族から『私たちはないがしろにされている』と思われているかもしれませんが)


そしてこれからの人生を考えながら、この価値観は次にどう変わっていくだろうかと想像してみます。子供が手を離れるのはずいぶん先でしょうから、それまではこの価値観が続くのかなーとか、逆にそこからは自分のために時間を使う人がもしかしたらカッコよく見えるのかもなーとか(所ジョージ的な)、まあ未来のことなのでどうなるかは分かりませんが。


ただやっぱり、家族は大事にし続けたいなとは思います。特に私の場合は、お寺でみんな一緒に働いていますので、家族を大事にする=お寺を大事にする=仕事を大事にする、という感覚です。ここが分かりやすくイコールで結ばれる環境にあるのは、本当に恵まれたことだと思いますので、これからも感謝の気持ちを持ちながら、カッコいい男を目指して歩んでいこうと思います。

 

 

南無阿弥陀仏

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