現役最後の試合

6/7のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


今日は井上尚弥選手とノニト•ドネア選手による、『ドラマ•イン•サイタマ2』を見に行ってきました。結果は井上選手の圧勝、試合前のコメントで『今回はドラマにならない』と言っていましたが、その通りの展開となりました。強すぎて震えました。


試合を純粋に見るだけならテレビでも良かったのかもしれませんが、やっぱり会場の雰囲気を生で感じるのは格別です。試合が始まる前あたりから、『歴史に立ちあってる感』が半端なくて、全然関係ないくせに謎に緊張してしまいました。やっぱりスポーツ観戦は最高です。


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現役最後の試合

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今日のアンダーカードで、古橋岳也という選手の試合がありました。申し訳ないですが事前には存じ上げておらず、パンフレットで同い年だということを知りました。相手は井上尚弥選手に弟との拓真選手で、厳しい戦いになるだろうな、という感じでした。


34歳というと世間一般的には若い年齢なのかもしれませんが、アスリートにとっては高齢です。特にボクサーの場合は、負ければ引退という年齢でもあり、古橋選手もそういう覚悟があったんじゃないかなと勝手に心中を想像しながら試合を観戦していました。


結果としては、やはり井上拓真選手は強くて判定負け。ただそれでも終始アグレッシブな姿勢を見せ続けてくれて、とても感動しました。試合終盤、ポイント的には逆転は不可能で、ここから一発当てるのも難しいという雰囲気の中、もしかしたら古橋選手は『現役生活最後の6分間』と思いながら試合していたのかと思うと、少し涙が出てきそうでした。


私も、こんな高いレベルではありませんが、中学校や高校で『この試合に負けたら引退だな』という試合を経験したことがあります。学習能力がないせいか、そういう試合に実際に立ち会わないと『引退』が現実味を負わないタイプで、現役生活を終えてみて現役生活のありがたみが分かってきます。特に高校の部活を引退した時は、『もうこれだけマジメにバスケすることって生涯ないんだろうな』と思うと、とても淋しい気持ちになったのを覚えています。


私なんかを例に出して恐縮ですが、人というのは今当然のようにあることに対しては有り難みを感じられない生き物です。平和しか知らない人には平和のありがたみは分かりませんし、近しい人をまだ亡くしたことがない人は今生きていることに対して感謝する気持ちを持ちにくかったりします。つくづく都合の良い思考回路だなと思いますが、それが人間ということで仕方がありません。また、そういう気持ちを持てるご縁に巡り会えなかったとも言えるわけです。


もしかしたら、ドネア選手も今日が現役最後の試合だったかもしれません。ドネア選手が相手だったからこそ今日の試合は盛り上がったわけで、そういう現場に立ち会えたことに感謝しています。ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。次は何を楽しみに生きていこうかな。



南無阿弥陀仏

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