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法話に血を通わすもの

5/4のブログです。


こんばんは。

法善寺住職の中山龍之介です。


住職襲職奉告式から一夜明け、ちょっとホッとしながらも気は抜かずに生活しています。ただ、最近はバタバタし続けていたので、夕方に妻と子供たちと舎人公園に行ってきました。息子が最近蹴って漕ぐタイプの自転車(通称ストライダー)にはまっているのと、娘も歩きたい盛りなので、広めの公園ということで舎人公園をチョイスしました。


二人ともまんまと術中にハマって喜んでくれましたし、そこまでごみごみもしていなかったので、大人二人も落ち着いた時間が過ごせました。天気も良かったし、とても気持ちがよかったです。かなり久々に行きましたが、ゴールデンウィークでもそこまで混んでない舎人公園、ゆったりとした時間を過ごしたい方にはおすすめでございます。


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血の通った法話とは ================


昨日の報告式の模様は定点カメラで撮影していました。まだ見返すことができていないのですが、法話と法要に切り分けてYouTubeにアップしようとは思っています。ただ、一般公開ではなく限定公開で、門信徒の方々だけが見られるようにする予定です。


当日は裏でバタバタしておりましたので法話もきちんと聞くことができていませんでしたが、妻曰くとても面白かったそうです。お話ししていただいたのは私も東本願寺学院でお世話になった方ですが、私の祖父の甥っ子、父の従兄に当たる方で、法善寺の起源や、父や祖父や曽祖父についてお話をしていただきました。親戚ということでかなりディープなお話をしていただけたそうで、本当にありがたい限りです。


その方から、当日見れていなかった私を気遣ってか、昨日の法要後に法話の原稿を渡してくださいました。今日は半分くらいを読ませていただいたのですが、それだけでもとても面白かったです。私の場合は自分事だからというのもありますが、門信徒さんも法善寺についてのお話を聞けたのなら興味深く聞いていただけたんじゃないだろうか、と想像しました。


原稿はメモ程度のものではなく、話し言葉で書かれていました。おそらくこれを見ながら、現場では少し肉付けしたり、逆に少しそぎ落とししたりしながらお話しされていたんじゃないでしょうか。


本義とは外れてしまいますが、原稿を読むことで、お話の順番や、ご本人はどういう思考でこの原稿を作られたのかが見えてきて、それもとても面白かったです。今までの自分だったらこの順番で話するだろうけど、確かにこっちから話したほうが分かりやすいか、みたいな発見があってとても勉強になりました。


私自身も先日本山で法話して思いましたが、やっぱり実体験に勝るものはありません。今回の奉告式でしていただいた法話でも、本や資料などで調べていただいたこともたくさんあると思いますが、そこに実体験として、父や祖父や曽祖父とのエピソードが絡んでくると、ぐっと親近感が沸いて話に奥行きが出てきます。「お釈迦様が~~」とか「昔の高僧が~~」とか「親鸞聖人が~~」とかいうのを言っていくだけの法話は、個人的にはちょっと厳しいのかな、というのを改めて感じました。


法話のためだけじゃありませんが、やっぱり日ごろから仏法をいただきながら生活していくことが大切だと感じました。日ごろ感じたことを、「仏教的に解釈したらどうなるんだろうか?」「なぜ自分はそう思ったんだろうか?」みたいなことを意識しながら生きていくと、より仏教に支えられた生活を営むことができるんじゃないでしょうか。


今日もブログをお読みいただきありがとうございます。それにしても、あの方のリサーチ力と原稿作成能力は半端ないです。私にとっても親戚ですが、めちゃくちゃ尊敬するお坊さんです。



南無阿弥陀仏

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